俳優の深川麻衣が25日、都内で行われた映画『嗤う蟲』公開記念舞台あいさつに、共演する若葉竜也、田口トモロヲ、メガホンをとった城定秀夫監督と共に登壇した。

　本作はスローライフを求めて都会から田舎に移住してきた若い夫婦の杏奈（深川）と輝道（若葉）が、とある秘密を抱えた村人たちに翻弄（ほんろう）されながら、背いたものには常軌を逸した制裁が待つ「村八分」の恐怖にのめり込んでいくスリラー。

　イベントでは映画にちなみ、「理想の生活を送れるユートピアがあるとしたら、どういう場所？」という質問が上がる。深川は「犬が好きで愛犬もいるので、犬と思いっきり触れ合える村」と答え、その理由について「移動する時は絶対頭までカバンにすっぽり入れないといけないんですけど、海外旅行に行った時にワンちゃんと普通に電車とかもそのまま乗ったり、スーパーとかも入ってオッケーだったりして、どこでも行動してるの見ていいなってちょっと思ったので、そういうドックフレンドリーな村があったら移住してみたいなとは思います」と目を輝せる。

　さらに、「自分で理想郷をつくり、掟を作るなら？」という質問には、「仕事するなら早くて10時以降からにしなければいけない」と回答。「なんかちょっと朝ゆっくりして、自分の時間もありつつ、『よし、やるか』って仕事できる、準備の時間がちゃんとあるといいなと思いますね」と“朝10時から仕事”の掟の意図について説明した。

　すると、それを聞いていた田口も自身の回答のタイミングで「深川さんと一緒です。もう全く同意見ですね」と深川の提案に便乗。さらに「僕の場合は11時からでもいい」と話し、その場を笑わせた。