堀未央奈、28年間我慢の舌打ちを映画で“初解禁”「人格が否定されると思って」「合法でできた」
元乃木坂46で俳優・モデルの堀未央奈が23日、都内で行われた映画『死に損なった男』(2月21日に全国公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。今作の撮影で実現した人生初めての経験を告白した。
死に損なった男が辿る数奇な運命を描く映画
元乃木坂46で俳優・モデルの堀未央奈が23日、都内で行われた映画『死に損なった男』(2月21日に全国公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。今作の撮影で実現した人生初めての経験を告白した。
本作は、『メランコリック』にて長編映画デビューを果たし国内外で数々の賞を受賞した田中征爾監督による完全オリジナルストーリー。お笑いコンビ・空気階段の水川かたまりが主演を務め、死に損なった男・構成作家の関谷一平が辿る数奇な運命を描く。
いつも疲れ顔の関谷を心配する金子プロの社員・竹下希を演じた堀は、多数の芸人と共演した本作の撮影を振り返り、「芸人さんに囲まれているのでテンポ感がすごくて、普段のお芝居よりも独特な間でした。あえて早いスピードで進んで行くこともあったので勉強になりました」とコメント。「思い切り舌打ちをするシーンがあるのですが、今まで人生で1度も舌打ちをしたことがなくて、ずっとしたいなとは思っていました」と明かし、「舌打ちをしてしまったら私という人格が否定されると思って28年間我慢してきたので、合法でできて良かったです。めちゃくちゃ気持ち良かったです」と念願だった舌打ち体験を喜んだ。
メガホンをとった田中監督は、「堀さんの舌打ちのシーンが最も好きなシーンなんです」と言及。「こういう舌打ちをしてほしいと説明した時に『ああ!』とすぐに分かってらっしゃった」と裏話を披露すると、堀は慌てて「やめてください」とストップをかけていた。
舞台あいさつには、水川、正名僕蔵、唐田えりか、喜矢武豊も登壇した。
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【写真】完成披露舞台あいさつの様子