フジ副会長の民放連会長、87歳日枝久氏の長期実権批判に言及「影響力はある」 “傲慢”企業風土も反省

芸能界引退を発表した中居正広さんと20代女性との「性的トラブル」にフジテレビ社員が関与したと報じられている問題について、フジテレビ副会長で日本民間放送連盟(民放連)会長の遠藤龍之介氏が23日、見解を語った。この日、都内の民放連で開催の定例会長会見に報道陣に対応した。

記者会見した民放連の遠藤龍之介氏【写真:ENCOUNT編集部】
記者会見した民放連の遠藤龍之介氏【写真:ENCOUNT編集部】

元社長の遠藤龍之介氏が会見

 芸能界引退を発表した中居正広さんと20代女性との「性的トラブル」にフジテレビ社員が関与したと報じられている問題について、フジテレビ副会長で日本民間放送連盟(民放連)会長の遠藤龍之介氏が23日、見解を語った。この日、都内の民放連で開催の定例会長会見に報道陣に対応した。

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 冒頭、遠藤氏は17日にフジテレビの港浩一社長が行った記者会見に言及。「非常に反省しなければならない点があった」と話した後は「民放連会長としてお話するのは難しいのですが、後ほど、フジテレビの役員としてお答えします」と前置きした。そして、15分ほど会長会見を行った後、フジテレビ副会長として対応した。

 あらためて同局が強行した「閉鎖的会見」については「これだけの事件ですから、やはりカメラは入れるべきだったと思います」「はっきり答えるべき部分もあった」と断じた。

 そして、同会見をきっかけにネット上で「フジテレビは傲慢だ」などの指摘があることには、「確かに傲慢じゃないかという意見も私に入っていました。(記者会見も)そういう背景にはあると思う。企業風土の改善、根源的なものがある」などの見解を示した。

 また、フジサンケイグループ代表でフジテレビ取締役相談役の日枝久氏が長く実権を握っていることを指摘されると「全てのことを日枝が決めているわけではないが、影響力はあることは間違いない」と回答。その上で「日枝自身がどうするかは私が話すことではないが、今の企業風土という部分では、私も、港も、(カンテレ社長の)大多(亮)も、日枝もあるかもしれない」などと語った。

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