フジ副会長の民放連会長「打ち切るチャンスあった」 女性から被害報告を受けた後にもフジが中居正広さん番組継続に見解
芸能界引退を発表した中居正広さんと20代女性との「性的トラブル」にフジテレビ社員が関与したと報じられている問題について、フジテレビ副会長で日本民間放送連盟(民放連)会長の遠藤龍之介氏が23日、見解を語った。この日、都内の民放連で開催の定例会長会見で報道陣に対応した。
元社長の遠藤龍之介氏
芸能界引退を発表した中居正広さんと20代女性との「性的トラブル」にフジテレビ社員が関与したと報じられている問題について、フジテレビ副会長で日本民間放送連盟(民放連)会長の遠藤龍之介氏が23日、見解を語った。この日、都内の民放連で開催の定例会長会見で報道陣に対応した。
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冒頭、遠藤氏は17日にフジテレビの港浩一社長が行った会見に言及。「非常に反省しなければならない点があった」と話した後は「民放連会長としてお話するのは難しいのですが、後ほど、フジテレビの役員としてお答えします」と前置きした。そして、15分ほど会長会見を行った後、フジテレビ副会長として対応した。
あらためて同局が強行した「閉鎖的会見」については「これだけの事件ですから、やはりカメラは入れるべきだったと思います」「はっきり答えるべき部分もあった」と断じた。
また、同会見で港社長は2023年6月、女性から中居さんの被害報告を受けていたものの、中居さんへの聞き取り調査をせず、レギュラー番組『だれかtoなかい』を継続していたことについて「女性のプライバシーを大切にした」「終了のタイミングを計っていた」などとコメントした。しかし、同番組はダウンタウン・松本人志の活動休止で、24年2月4日の放送から『まつもとtoなかい』に改名した番組。ネット上で「そのタイミングで終了すれば良かったこと」との指摘や批判が噴出している。
その点について、遠藤氏は「そういうチャンスがあったと思う」との見解を示した。