【時系列】女性トラブル第1報から35日、中居正広さん芸能界引退までの経緯

タレントの中居正広さんが23日、芸能界を引退することを発表した。有料の会員サイトで報告した。発端となった週刊誌報道から約1か月が経過しての決断となった。

中居正広さん【写真:ENCOUNT編集部】
中居正広さん【写真:ENCOUNT編集部】

中居さんの声明から2週間

 タレントの中居正広さんが23日、芸能界を引退することを発表した。有料の会員サイトで報告した。発端となった週刊誌報道から約1か月が経過しての決断となった。

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 この問題を真っ先に報じたのは昨年12月19日の女性セブン。中居さんが女性との間に大きなトラブルを起こしたことが伝えられた。

 続いて週刊文春は同25日発売号で「スキャンダルの全貌」と題して、20代女性の「私は許していない」などとするコメントを掲載。中居が女性に9000万円もの示談金を支払ったことも報じられた。

 同27日、中居さんは有料会員サイト内で、「このたびは、大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません」「今向き合わなければならないことを真摯に、懸命に取り組んでおります」などとコメントした。

 同28日、報道を受けてフジテレビが声明。「会の設定を含め一切関与しておりません」と社員の関与が報じられたことを否定した。

 1月7日、日本テレビは同日放送の『ザ!世界仰天ニュース 4時間SP』において、MC中居の出演シーンをカットすると決めた。「総合的な判断」で「ご本人からも申し出があった」とコメントした。

 同8日、ニッポン放送がレギュラー番組『中居正広 ON&ON AIR』の11日の放送を見合わせ。フジテレビも『だれかtoなかい』の「当面の放送は休止」を発表した。

 同9日、中居さんが公式サイトで声明。女性トラブルは「事実」と認めるも「暴力は一切ございません」と一部報道を否定。「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と記したことも批判を浴びた。

 同14日、フジテレビの株式を持つ、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが、中居の問題に関する調査や信頼回復を求める書簡を送付し「私たちは激怒しています」とコメント。トラブルについて調査するため、外部の専門家でつくる第三者委員会を設置するよう要請した。

 同15日、日本テレビが『ザ!世界仰天ニュース』で中居さんの降板を発表。レギュラー番組の中で最初の降板決定となった。

 同17日、渦中のフジテレビは港浩一社長が会見を実施。第三者委員会の設置を発表した。中居の女性トラブルについては2023年6月には把握していた一方で、報道されている社員の関与については改めて否定。女性アナを“上納”するような飲み会が常習化していたかどうかについては、「調査委員会に委ねている。そういうことがないと信じています」とコメントするにとどまった。

 同20日、TBSが中居さんがMCを務める2番組についての対応を発表。『THE MC3』からの降板と『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』は終了とした。

 同21日、ニッポン放送が中居がメインパーソナリティーを務めてきた『中居正広ON & ON AIR』の終了を発表。

 同22日、テレビ朝日系『中居正広の土曜日な会』、フジテレビ系『だれかtoなかい』終了を発表。中居の全てのレギュラー番組が終了となった。またフジテレビ系列の関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長が会見。元フジの専務として、一連の騒動について「把握していた」「女性から相談を受けていた」ことなどをコメントした。

 同23日、有料会員サイトで芸能界引退を発表。

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