仮面ライダー俳優・藤林泰也「寝顔晒しますよ」 まさかの“カミングアウト”にブーイング

映画『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』(2月21日から期間限定上映)の完成披露舞台あいさつが23日、都内の新宿バルト9で行われ、本島純政、藤林泰也、安倍乙、熊木陸斗、福田沙紀、メガホンをとった山口恭平監督が登壇した。

イベントに登場した藤林泰也【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した藤林泰也【写真:ENCOUNT編集部】

『仮面ライダーガッチャード』テレビシリーズのその後を描く最新作

 映画『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』(2月21日から期間限定上映)の完成披露舞台あいさつが23日、都内の新宿バルト9で行われ、本島純政、藤林泰也、安倍乙、熊木陸斗、福田沙紀、メガホンをとった山口恭平監督が登壇した。

 テレビ朝日系で放送された『仮面ライダーガッチャード』のテレビシリーズは、昨年8月に最終話を迎え、ガッチャードらの活躍によって宿敵グリオンを倒し、人間とケミーが共生する世界を目指して、また大きな一歩を踏み出す若き錬金術師たちの姿が描かれた。本作は、卒業式の日、宝太郎たちが突然同じ時間を繰り返すループから抜け出せなくなってしまい、この状況を認識しているスパナが真相に迫っていく物語になっている。

 テレビシリーズのその後を描く最新作の完成を受け、一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード役の本島は、「卒業が大きな1つのテーマとしてある。最後にそれぞれの道を歩んで行って、みんなの未来が描かれている。映画を見終わった後、ガッチャードのキャラクターをみなさんの心の中で生き続けさせてほしいと思いました」と特別な思いを告白。エゴサーチでファンの反応をチェックしていることを説明し、「映画館で泣いてくださった方がいらっしゃって、ガッチャードがいい作品と言ってくださっている方も多かった。最後まで応援してくださるファンのみなさんと区切りを付けられたことをうれしく思っています」と感謝の思いを伝えた。

 黒鋼スパナ/仮面ライダーヴァルバラド役の藤林は、客席の推しうちわを見渡しながら、「全部のキャラクターが愛されていると感じる」としみじみ。「それぞれ卒業について描かれているので、少しでも感じ取っていただけたら楽しいし、深い物語になると思うので見ていない方は楽しみにしていてください」とアピールした。

 作品のテーマであるタイムリープにちなんで、「時間を巻き戻してでも繰り返したい時間はいつ?」というトークテーマでは、撮影時のロケバスの思い出話で大盛り上がり。藤林が共演者の寝顔を撮影して集めていたことを明かすと、「いつか有名になったら気をつけてください。寝顔晒しますよ」と不敵な笑み。共演者から一斉にブーイングが飛んだが、涼しい顔で「ちなみに僕は乙ちゃんの寝顔がけっこう好きなんです」とカミングアウトした。

 同時上映の『ホッパー1のはるやすみ』は、宝太郎が錬成して生まれた新しい地球を舞台に、幸せを手に入れたケミーたちの「【ある1日】」を捉えた短編作品となっている。

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