空気階段・水川かたまり、映画初主演でドッキリ疑う「もうちょっとマシなうそをつけと思った」

お笑いコンビ・空気階段の水川かたまりが23日、都内で行われた映画『死に損なった男』(2月21日に全国公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。正名僕蔵、唐田えりか、喜矢武豊、堀未央奈らキャスト陣、メガホンをとった田中征爾監督が一堂に会し、本作の見所を語った。

舞台あいさつに登壇した空気階段の水川かたまり【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した空気階段の水川かたまり【写真:ENCOUNT編集部】

死に損なった男がたどる数奇な運命を描く映画

 お笑いコンビ・空気階段の水川かたまりが23日、都内で行われた映画『死に損なった男』(2月21日に全国公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。正名僕蔵、唐田えりか、喜矢武豊、堀未央奈らキャスト陣、メガホンをとった田中征爾監督が一堂に会し、本作の見所を語った。

 本作は、『メランコリック』にて長編映画デビューを果たし国内外で数々の賞を受賞した田中監督による完全オリジナルストーリー。構成作家・関谷一平(水川)は、殺伐とした社会と報われない日々に疲弊し、駅のホームから飛び降りることを決意するが、隣の駅で人身事故が発生。タイミング悪く死に損なった一平の前に男の幽霊が現れ、とんでもない依頼をする。「娘に付きまとっている男を殺してくれないか?」。男を殺すまで取り憑くという幽霊の脅迫に、一平がとった選択は。死に損なった男が辿る数奇な運命を描く。

 キングオブコント優勝から3年、映画初主演に抜擢された水川は、2022年にドラマ『君のことだけ見ていたい』の脚本を手掛け、『妻、小学生になる。』(22年)や『罠の戦争』(23年)など数々のドラマにも出演している。主演映画のオファーについて「質の悪いドッキリだと思いました。スケジュールに『かたまり主演映画』と書いてあり、もうちょっとマシなうそをつけと思った」と笑い、「現場に行ったらバラエティーではなかった。何も分からなくてキッザニアに行っているような感覚でした。映画撮影現場を体験した感じです」と振り返った。

 主演作だがプレッシャーは感じていない様子で、「自分で思っているより度胸がある人間なのか、馬鹿なのかどっちかだと思います」と苦笑い。相方・鈴木もぐらの反応を聞かれると、「ポスターが解禁された時、ポスターの情報からストーリーとかを一生懸命考察してきて不愉快でした。今後見る可能性も低いと睨んでいます」と話し笑いを誘った。

次のページへ (2/2) 【写真】完成披露舞台あいさつの様子
1 2
あなたの“気になる”を教えてください