女性アナ呼ぶ「不適切な接待」疑惑…ラジオ局のニッポン放送も社内調査へ 中居正広は同局で30年間レギュラー
フジテレビ社員が女性アナウンサーを呼び、タレント・中居正広らに「不適切な接待」をさせたとする週刊文春の報道を受け、ラジオ局のニッポン放送も22日、「社内調査」を決断した。同局は今月21日、前身番組を含めると約30年間続いた中居のレギュラー番組終了を発表している。
先に民放TVキー局で動き
フジテレビ社員が女性アナウンサーを呼び、タレント・中居正広らに「不適切な接待」をさせたとする週刊文春の報道を受け、ラジオ局のニッポン放送も22日、「社内調査」を決断した。同局は今月21日、前身番組を含めると約30年間続いた中居のレギュラー番組終了を発表している。
ニッポン放送はENCOUNTの問い合わせに「今回の問題を受けて、弊社でもコンプライアンス担当部門を通じて適切な内部調査を実施する予定です」と回答した。
同局は21日、中居正広がメインパーソナリティーを務めてきた『中居正広ON & ON AIR』(土曜午後11時)の終了を公式発表した。中居は昨年末から週刊誌などで女性との「性的トラブル」が報じられており、同番組は今月11日から「放送を当面休止」にしていた。同局での中居のレギュラー番組は、1995年7月1日スタートの前身番組『中居正広のSome girl’ SMAP』を含めて約30年間続いていた。
女性アナを参加させる「不適切な接待」を巡る「社内調査」については、フジテレビが17日の社長会見で「第三者の弁護士を中心にした調査委員会」の設置を発表した他、TBS、テレビ東京は「社内調査」、日本テレビは「ヒアリング」を実施するとしている。テレビ朝日は以前からの人権調査の結果、「食事会等での不適切な行為の報告はありませんでした」とし、「事態の推移を見て、今後もこのような調査を継続的に行い、問題が把握された場合には適切に対処してまいります」と宣言している。