フジ系列カンテレ、大多亮社長の会見をオープン形式で本日開催 元人気ドラマPで元フジ重役…ウェブ媒体も取材
フジテレビ系列の準キー局・関西テレビ(カンテレ)は本日22日夕刻、大多亮社長の新年定例記者会見を「オープン形式」で開催する。通常は記者クラブ加盟社のみの参加だが、非加盟のENCOUNTを含めたウェブメディアなどの媒体も、締め切りまでの事前の申し込みで、急きょ取材可能になった。大多氏は元フジテレビ専務取締役でタレント・中居正広と20代女性の「性的トラブル」を早くに知り得たとされる立場で、発言が注目される。
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中居正広と20代女性とのトラブルを早くに知り得た立場
フジテレビ系列の準キー局・関西テレビ(カンテレ)は本日22日夕刻、大多亮社長の新年定例記者会見を「オープン形式」で開催する。通常は記者クラブ加盟社のみの参加だが、非加盟のENCOUNTを含めたウェブメディアなどの媒体も、締め切りまでの事前の申し込みで、急きょ取材可能になった。大多氏は元フジテレビ専務取締役でタレント・中居正広と20代女性の「性的トラブル」を早くに知り得たとされる立場で、発言が注目される。
大多氏はフジテレビ時代に『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』など大ヒットドラマを手がけた有名プロデューサーで、同局では、常務、専務などの重役を歴任。昨年6月、カンテレ社長に就任した。女性が中居からの被害を報告した2023年6月はフジテレビの専務だった。
今月17日、フジテレビの港浩一社長は、記者クラブ加盟社だけで定例会見を実施。ウェブ媒体、週刊誌などの非加盟社の参加をNGにし、オブザーバーで参加したNHK、民放キー局の映像撮影も認めなかった。結果、「閉鎖的会見」と批判が高まり、これを境に同局へのCM差し止めが相次ぎ、20日の時点で75社を数えた。
その反省からか、カンテレは記者クラブと協力して非加盟社からの希望にも対応。この日正午を締め切りとし、ENCOUNTを含めたウェブ媒体、週刊誌などの参加も認めた。そして、写真、映像撮影の制限、情報解禁の時間も設定しないことを決めた。一方で生中継、生配信は禁止。理由は「質疑応答でプライバシーに関する情報や不規則な内容が出る可能性があるため」としている。
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