ツアー完走のまねきケチャ、8月にZepp Shinjukuで10周年記念公演決定「皆さんとこの5人なら大丈夫だと自信がある」

アイドルグループ・まねきケチャは18日に「JAPAN TOUR 2024 招き旅~東京FINAL公演~」を開催し、5都市をめぐる新体制初のツアーを完走。8月14日に10周年記念公演を行うこともサプライズ発表された。

まねきケチャは5都市をめぐるツアーを完走【写真:イシハラタイチ】
まねきケチャは5都市をめぐるツアーを完走【写真:イシハラタイチ】

新体制初のツアーは大成功

 アイドルグループ・まねきケチャは18日に「JAPAN TOUR 2024 招き旅~東京FINAL公演~」を開催し、5都市をめぐる新体制初のツアーを完走。8月14日に10周年記念公演を行うこともサプライズ発表された。

 2015年に結成されたまねきケチャは、18年に日本武道館でワンマンライブを行うなど、歴史あるグループ。現在は23年4月に加入した凪咲楓と神崎ひな、24年4月の新体制ワンマンライブでお披露目となった早瀬結実、三井いろは、堀内すずの5人で活動する。

 昨年10月から、メンバーの出身地の近くをめぐる「招き旅」がスタート。名古屋(10月26日)、京都(同27日)、仙台(11月16日)、栃木(12月14日)と回り、約3か月にわたるツアーは18日、最後となる東京公演を迎えた。

 ライブは代表曲の1つである『ありきたりな言葉で』で幕開け。『冗談じゃないね』と続き、序盤から会場は熱気に包まれる。ツアーファイナルに合わせて、メンバーは新衣装で登場。神崎ひなは「1曲目、2曲目から盛り上がりがすごい」と語り、「これからまだまだ続くので楽しんでいきましょう」と呼びかけた。

『妄想桜』、新体制ワンマンライブで初披露した『ヲタク体操アイドル謳歌』、『ひょっとして好きですか?』と歌い、ロングバージョンの自己紹介へ。さらに、『SPLASH』『カクカクシカジカ』『鏡の中から』を披露したあとには、メンバーの三井いろはが考案した来場者参加型のMC企画「メンバーのことをどれだけ知っているか、〇×クイズ」が行われ、全問正解者も飛び出して「楽しかった~」との声も上がった。

『いつかどこかで』『恋霞』『愛と狂気とカタルシス』と歌って迎えたMCでは、メンバーそれぞれに担当カラーのお祝いの花束が贈られ、会場に駆け付けたファンと記念撮影。メンバーたちも内容を知らない「お知らせ」では、メンバー・堀内すずの初となる生誕祭開催(3月16日/渋谷VIDENT)、19日から3か月連続のサブスク配信、8月14日にZepp Shinjukuで10周年記念公演『10周年だよ!まねきケチャ』開催(詳細は後日発表)がサプライズ発表された。10周年記念公演の発表を任された神崎は、会場がZepp Shinjukuだとわかると「うれしい…」と感極まって涙。「ひな、ZEPPでワンマンするのが夢だったんだよね」と喜びを語ると、リーダーの凪咲楓も「今から予定に入れておいてください!」と呼びかけた。

 興奮と感動が冷めやらぬまま、『昨日のあたしに負けたくないの』『タイムマシン』と“エモ曲”で締めくくって、本編は終了。アンコールを求めるコールと拍手に呼ばれ、メンバーたちはツアーTシャツに着替えて再びステージへ。『きみわずらい』『難攻不落』と2曲披露し、ツアーファイナルは盛況のうちに幕を閉じた。

神崎ひな(中央)は「Zeppでワンマンするのが夢だった」と涙【写真:イシハラタイチ】
神崎ひな(中央)は「Zeppでワンマンするのが夢だった」と涙【写真:イシハラタイチ】

10周年公演も決まりさらなる成長へ…「楽しませる自信しかない」

 メンバーのMCでの感想は以下の通り。

○凪咲楓(青色担当/リーダー)
「去年の4月にこの5人で再びまねきケチャをスタートしました。こんなにみんなに愛されるグループになると思わなくて……。ちゃんと新しいメンバーのことを愛してくれる人がたくさんいて、そして5人でツアーを完走することができて本当にうれしいです。10周年公演も決まって、これから5人でまだまだ頑張っていきたいと思っているので、ついてきてください! よろしくお願いします」

○神崎ひな(赤色担当)
「私はすぐに泣いてしまうし、家で『どうしたらいいんだろう』と落ち込んでしまうこともあります。それでも、ライブで皆さんに会ったら見える距離で見守ってくださって、まねきケチャのステージに立っていることが楽しいし、私はきっとまねきケチャにいる時間が一番幸せなんだろうなといつも思いながらライブをしています。いろいろ変わることもあった2024年でしたが、そんなところにもついてきてくれて、支えてもらってばかりなので、これからは1人1人に『ありがとう』『好き』とたくさん伝えられるような日々にしたいです。10周年公演は非常に大きな会場で不安もありますが、皆さんとこの5人なら大丈夫だと自信があります。まねきケチャの神崎ひなでいさせてくれて、本当にありがとう。これからも皆さんを楽しませる自信しかないので、笑って、泣いて、楽しんでいきましょう」

○早瀬結実(紫色担当)
「このファイナル公演が、新体制となって初めて皆さんと会った場所(渋谷WWW X)でできるのがすごく感動的でした。私はデビューライブの記憶が緊張でほとんどないんです(苦笑)。でも、今日このステージに立ったら、お披露目の時のことがよみがえってきました。それと、今こうして目にしている光景と重なって、感慨深かったです。5人の結束感も強まって、10周年だったり、その先もこの5人でずっと続けていきたい。(新体制になってからの)これまでの何か月間は、まだ序章だったと思っています。この5人で頑張っていくには皆さんの力が必要です。私もまだまだ未熟で皆さんに支えてもらってばかりだったので、メンバーのためにも、皆さんのためにも、これからもっともっと強くなってまねきケチャを守っていきたいです」

○三井いろは(黄色担当)
「私は休みの日は基本家から出なくて(笑)。でも、2024~25年にかけて、メンバー5人それぞれの出身地の近くをめぐる旅で、それぞれの場所で皆さんと大切な思い出ができました。これから先、1人で旅行に行ったとしても、きっと皆さんとのことを思い出すし、とにかくうれしいです。まねきケチャに入れて本当に良かったです。これからもこの5人で全力で頑張っていくので、ずっと見守ってくださっていただけたらうれしいです」

○堀内すず(緑色担当)
「ツアーの間にまねきケチャを知って、応援しようと思ってくださった方がいたり、ずっと前から応援してきてくださった方もいたり、こうやってみんなでまねきケチャの輪を広げることができていて、本当にうれしいです。この会場は新体制になってデビューした場所なんですけど、その時は1曲目から泣いて歌えないくらいのメンタルでした。でも、今回はその時よりも成長した姿を見せられたのではないかなと。活動してきた期間、みんなで成長できているんじゃないかと改めて感じました。これからもっともっと成長して、大きなまねきケチャを作っていきたいと思いますので、一緒についてきてくださるとうれしいです」

次のページへ (2/2) 【写真】まねきケチャ、新体制初ツアーの東京FINAL公演のアザーカット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください