格闘技イベント「RIZIN」で活躍する格闘家の朝倉未来が21日、都内で行われた映画『BLUE FIGHT ～蒼き若者たちのブレイキングダウン～』（1月31日公開／三池崇史監督）の完成披露試写会にサプライズ登壇した。

　エグゼクティブプロデューサーとして関わっている朝倉は今作に本人役としても出演している。会場に朝倉が登場すると観客からは拍手が起きていた。常にマイクを持った演者に目を向け、終始にこやかにしていた。

　同作は少年院で知り合い、親友になったイクトとリョーマが朝倉未来のスピーチに感銘を受け、1分間で最強を決める格闘技イベント「BreakingDown」出場という夢を追い始める。しかし、因縁のライバルの登場により、予期せぬ抗争に巻き込まれてゆくというストーリー。2000人以上が参加したオーディションを勝ちぬいた木下暖日とダンスボーカルユニット・原因は自分にあるのリーダー・吉澤要人がダブル主演を務める。

　作品の見どころについてコメントを求められると「こんばんは。朝倉です。今回、初めて演技に挑戦していただきました。（刑務所でのスピーチシーンに出演したが）あれが本気だと思わないでください（笑）。あのシーンはトイレ休憩にしてください」と“大根演技”に触れ、笑いを誘った。

　イベントの最後に締めのコメントを求められると、驚きつつも「実は上映の映画を見ていません」と告白。今月31日の公開まで取っておいているといい、「31日はどこかの映画館で見ていますので、みなさん僕を探してください」と呼びかけた。