【おむすび】中村アン、外科医役で朝ドラ初出演「いつも楽しみに追いかけていた」 新キャスト9人発表

NHKは21日、俳優・橋本環奈が主人公・米田結を演じる連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)の「病院・管理栄養士編」に登場する中村アンら新たな出演者9人を発表した。中村アンは朝ドラ初出演となる。9人は大阪新淀川記念病院で働く人々で、2月3日から始まる第18週から順次登場する。

『おむすび』に出演する中村アン【写真:(C)NHK】
『おむすび』に出演する中村アン【写真:(C)NHK】

2月3日開始の第18週から順次登場

 NHKは21日、俳優・橋本環奈が主人公・米田結を演じる連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)の「病院・管理栄養士編」に登場する中村アンら新たな出演者9人を発表した。中村アンは朝ドラ初出演となる。9人は大阪新淀川記念病院で働く人々で、2月3日から始まる第18週から順次登場する。

 朝ドラ初出演の中村は外科医・蒲田令奈を演じる。腕を買われ、理事長が東京の病院から引き抜いた外科医。丁寧な口調だが、自己中心的。術後の栄養補給などは管理栄養士に丸投げする設定だ。

 中村は「朝ドラは、幼い頃から家族と一緒に見ていて、いつも楽しみに追いかけていた作品なので、出演が決まった時は本当にうれしかったです。今回、新章に突入し、クライマックスへと向かう重要なパートの中で、その仲間に加えていただけることを大変光栄に思っています。病院で結がさまざまな人々と出会い、成長していく姿を描く中で、私も愛のある圧で見守る存在になれたらと思っています」とコメントした。

 また濱田マリが、栄養科長・塚本文香を演じる。結の頼れる上司でNST(栄養サポートチーム)を立ち上げたメンバーの1人。趣味は歴史小説を読むことで、戦国武将を用いた例えを出して周りをポカンとさせる設定。濱田は「あの震災から30年が経ちます。あの日の記憶、30年間の思い、人それぞれだと思います。『おむすび』を見て、前を向いて、その記憶や思いを上書きしてもらえたら…そんな気持ちで撮影をしています。管理栄養士になった結ちゃんとともに、『おむすび』キャスト・スタッフは最後まで全力で走り続けます」とコメントした。

 朝ドラ初出演の妃海風は看護師・桑原美和役。病院内のベテランであり、NSTを立ち上げた1人だ。数々の修羅場をくぐり、冷静沈着。一方で無類のうわさ好きで、病院内のあらゆる情報をつかんでいるという人物。妃海風は「私自身、初めてのドラマ経験となりますが、それが憧れの朝ドラということで、大変ありがたく思います。撮影中どの瞬間も喜びの気持ちいっぱいで、撮影に挑ませていただきました。そのエネルギーを少しでも、朝、皆さまにお届けできるといいなと思います」とコメントした。

 同じく朝ドラ初出演の吉田剛明は、新人管理栄養士・石田拓を演じる。経験不足を自覚しながらも、明るくひたむきに仕事に取り組む若者という設定。吉田は「このお話を聞いた時は、驚きと喜びで胸がいっぱいとなりましたが、それもつかの間で、その後に押し寄せてきた不安で人生感じたことのないくらいのプレッシャーに、正直なところ一度は押し潰された思いになりました。ですが17歳になったばかりの自分にとって、朝ドラへの出演は夢のようで、これは自分の持ち味である前向きな姿勢で、ひたむきに、愚直に、真摯にそして楽しもうと思いました。何年たっても振り返った時に大切な宝物となるだろうキラ星のような出演者の皆様と演じられるこの機会を精いっぱい以上の力を出し切って臨ませていただきます」と語った。

 他に犬飼貴丈が言語聴覚士・杉沢聡、永野宗典が小児科医・松崎瑛人、辻凪子が薬剤師・篠宮朱里、しまずい香奈が管理栄養士・柿沼莉子を演じる。馬場徹は消化器内科医・森下直久を演じる。

 NHKは「2018年。結は管理栄養士として、“新たなステージ”に立っていました。舞台はかつて娘・花を妊娠中に通院、そして出産した大阪新淀川記念病院。患者の病状を把握し、時に話を熱心に聞きながら、状態に合わせた食事を提供していきます。そして“栄養による治療・回復”を目的とした院内の特別チーム・NST(栄養サポートチーム)に参加。食と命の深い関係を学びながらも、結はさらに多くの人々と向き合い、支えていきます――。最終章にして、まだまだ盛りだくさんの『病院・管理栄養士編』」と紹介した。

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