俳優の綾瀬はるかが20日、都内で行われたドリームワークス・アニメーションの最新作『野生の島のロズ』（2月7日公開）の日本語吹替版完成披露試写会に出席した。

　本作は、野生の島で起動した最新型アシスト・ロボットのロズに、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語。アメリカの作家ピーター・ブラウンによる著書『野生のロボット』シリーズが原作となっている。

　徐々に心が芽生えていく最新型アシスト・ロボットのロズ役を演じた綾瀬。「ロズはロボットなので感情がない。プログラミングされたことしかしゃべらない。ですが、雛鳥と出会って愛が表れて感情が出てくる。母のような気持ちになっていく。そこの使い分け、徐々に成長して進化していく姿をどのように演じていくかが難しい点で、気を付けてやっていきました」とアフレコで意識したことを振り返った。

　劇中には、ロズの相談相手として友情を育んでいくキツネのチャッカリが登場。日本語吹き替えは柄本佑が担当したが、綾瀬は「ロズは感情がない。でもチャッカリはものすごく豊か。楽しそうだなって思っていました」とうらやましそうに話した。

　この日、ハリウッドから来日したクリス・サンダース監督から直筆イラストがプレゼントされる場面が。それぞれが演じたキャラクターのイラストと、自身の名前が書かれている。サプライズの贈り物に驚きながら、綾瀬は「すごい！　ビューティフォー！」と大喜びだった。

　試写会にはそのほか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子も参加した。