大相撲初場所7日目が18日、東京・両国国技館で行われ、ABEMAで生中継された。この日の中継ゲストにはパリ五輪柔道男子66キロ級金メダリストの阿部一二三が登場。解説の“若乃花”花田虎上の前で投げ技への入り方や足技を見せ、驚かせた。

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“若乃花”も言葉を失う無駄のない入りだった。阿部が横綱が脱帽するテクニックを見せたのは豊昇龍のアクション徹底解説のコーナーだった。技を受けるのは相撲芸人・あかつだ。

　お互いに腰を引いている状態での投げの入り方について花田に聞かれた阿部は「柔道だと自分が前に出ないと投げられないですね」と語りスーツ姿で実演した。

　まわしを帯に見たて右手でがっつりつかみながら「柔道だと引いてたら体に力が入らない。相手と距離があいてると力が伝わらない」と解説。次の瞬間に一瞬で間合いをつめ自分の腰をあかつの腰に当て「このまま、こっちでこう」と片手で投げ飛ばしてしまった。ダイナミックながら基本に忠実な動きをしていた。

　これを見た花田は「うぉー！　言葉を失っちゃいました」と驚愕していた。一方受けのあかつは「もういっちょ」と技を受けにいく。すると阿部も応えるかのように右足で大内刈りのように足を刈り、またも片手であかつを倒していた。