物価上昇に伴い、キャベツをはじめとする野菜類の価格高騰が続いている。そんな中、スーパーで信じられない値札のついた意外な野菜の写真が、ネット上で大きな話題を呼んでいる。投稿者のif（@if_itself）さんに話を聞いた。

「戦争とか始まった？」

　今月16日、SNS上で拡散した投稿には、「本体価格499円」「参考税込価格539円」の値札が貼られた、大根葉の写真が収められている。ふりかけや味噌汁の具、佃煮などの活用方法があるものの、野菜くずとして食べずに捨てられてしまうことも多い大根の葉。写真では1袋に大根3本分の量が詰められているものの、肝心の大根部分や葉先の部分はほとんどがカットされており、残った可食部はわずかだ。

　投稿は1.2万件のリポスト、8万件の“いいね”を集めるなど話題に。「大根菜美味いけどさぁ、短すぎるよ……」「高すぎるやろ」「普段なら廃棄するやつだ…」「うちの畑で獲れる大根の葉っぱ、大量に捨てるから欲しい人にあげます」「これは戦争と言うより大根の乱、大混乱」「美味しいよ？　美味しいんだけど、これのみで売ってるのは初めて見たし、これで539円ってつらい」「大根の部分の値段が気になる…」「根も葉もない事になっとる」など、さまざまな反応が寄せられている。

　投稿者によると、場所は横浜市南区のスーパーで「飲み会の帰りにたまたま立ち寄ったスーパーで見かけて、思わず写真を撮ってしまいました」。値段の詳細については不明なものの「高級スーパーというわけではないため、さすがに1桁間違えたのだろうと思っています」と所感を口にする。

「今回は値段の付け間違えだと思うのですが、これが将来『リアル』になってしまわないことを願っています」と投稿者。一連の投稿には、高騰が相次ぐ野菜の写真も多数寄せられている。