NHK BS放送の音楽バラエティー番組『歌える！青春のベストヒット！～昭和が僕らの青春だった～』の第7弾が、18日午後9時から放送される。今回は、ゲストの堺正章と浅田美代子が、TBS系連続ドラマ『時間ですよ』の懐かしい映像を見ながら当時を振り返り、NHKの橋本奈穂子アナウンサーが、ピンク・レディーのケイ（増田惠子）と2人で『UFO』を披露するなど、見どころの多い90分となっている。

　ふかわりょうと橋本アナがミュージックバー「BAR 昭和」の店員に扮し、1970年～80年代の歌謡曲、フォークソング、ニューミュージックなど、NHKに残された膨大なアーカイブ映像とゲストの歌、そして懐かしい話で当時を振り返る90分番組。オンエアされる曲には全て歌詞が表示され、番組を見ながら一緒に歌って楽しめる。また、過去のアーカイブには、細かい説明や歌手のプロフィールが表示され、若い世代の視聴者にも楽しんでもらえる工夫がなされている。

　番組前半は、堺と浅田がゲストに登場。2人が共演したTBS系ドラマ『時間ですよ』の懐かしいアーカイブ映像を見ながら、懐かしい裏話や笑い話を次々と披露。また昨年10月に76歳で亡くなった西田敏行さんについて、堺は日本テレビ系連続ドラマ『西遊記』（1978年）の撮影秘話を、浅田は映画『釣りバカ日誌』シリーズでの夫婦役の思い出を語り、故人をしのんだ。

　歌のコーナーでは、ふかわがずっと憧れていたアーティストがサプライズで入店。本番まで知なかったというふかわは「え～！」という大きな声を上げ、進行を忘れてそのまま硬直してしまう場面も。

　番組後半は増田が登場。ピンク・レディーの頃のエピソードや解散後、ソロ歌手に転向した時の思い出などを曲とともに振り返った。そしてNHK始まって以来となるNHKのアナウンサーが増田と2人で本気の『UFO』に挑戦。堺は「アナウンサー生命をかけてやるんだよ」と橋本アナに発破をかけた。何日も振り付けの練習に励んできたと意気込む橋本アナの実力はいかに。

　そのほか、榊原郁恵、京本政樹、鈴木康博、BORO、羽野晶紀など多彩なゲストを迎えて、盛りだくさんの内容で昭和の音楽を振り返る。