秋川雅史、「長崎原爆の日」に配信 「長崎の鐘」を歌い、鎮魂する
テノール歌手の秋川雅史が「長崎原爆の日」の9日、古関裕而さんの代表曲「長崎の鐘」の歌唱動画を配信した。
「婦人公論」公式YouTubeチャンネルで配信
テノール歌手の秋川雅史が「長崎原爆の日」の9日、古関裕而さんの代表曲「長崎の鐘」の歌唱動画を配信した。
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秋川は、2005年頃から古関作品である「長崎の鐘」や「イヨマンテの夜」を自身のコンサートで歌い始めた。ファンからの絶大な人気を博しているこの2曲を、今でも大切なレパートリーとして歌い継いでいる。
また過去には古関さんの故郷・福島県で行われた「古関裕而音楽祭」にも参加した経緯がある。
そして今回、改めて作品への想いを語り、コーラスグループ「ベイビーブー」とのコラボレーションで「長崎の鐘」を熱唱。その模様を雑誌「婦人公論」の公式YouTubeチャンネルで動画配信している。
同曲は1949年に藤山一郎の歌唱でリリースされ、藤山は「長崎の鐘」で51年の第1回NHK紅白歌合戦の大トリを務めた。この曲は、戦災に遭った全ての方々への鎮魂であり、戦後の暗く落ち込んだ気持ちの再起を願って歌い継がれてきた。