村重杏奈、映画初主演も「基本はバラエティー」 アイドル時代の“楽屋番長”経験が現場で生きる
タレントの村重杏奈が12日、都内で行われた映画『悪鬼のウイルス』(1月24日公開)完成披露上映会および囲み取材会に太田将熙、桑山隆太、吉田伶香とともに参加した。
映画『悪鬼のウイルス』上映会および囲み取材会に出席
タレントの村重杏奈が12日、都内で行われた映画『悪鬼のウイルス』(1月24日公開)完成披露上映会および囲み取材会に太田将熙、桑山隆太、吉田伶香とともに参加した。
二宮敦人氏による同名ホラー小説が原作。神隠しのうわさがある、とある村を舞台とした恐怖を描く。惨劇に見舞われる主人公・日名子を演じた村重は、映画初出演にして初主演を飾った。
村重と共演した太田は「主戦場がバラエティーで、そのイメージが強かった。でも、台本ちゃんと全部頭に入っていてプロだなって思った」としつつ、「現場ではラストカットですと言われたときテンションがずっと高かった(笑)」。桑山は「村重さんはテレビで見たそのまんまだからこそ、キャストみんな仲良く和やかに楽しくできた」、吉田も「テレビで見ていたよりも面白くて。ずっとテンションが一定で明るかった」とそれぞれイジりながら村重との現場を振り返った。
元HKT48のメンバーだった村重は「もともとアイドルは楽屋番長って言われていたの。人気メンバーのテンションを上げてステージに送り出すっていう仕事をやっていた。みんなのテンションが下がらないようにちょっとしたゲームをしていた」と明かし、その“盛り上げスキル”が撮影現場で生かされたようで「不人気メンバーでよかった(笑)」と自虐して笑わせた。
バラエティーでも活躍中の村重。報道から「これからは銀幕の女王を目指す?」と問われると、「いやそんなことなく。基本はバラエティーなので。このままバラエティーの世界に戻っていこうかな(笑)。でも村重はお話をいただいたら一生懸命頑張りたい。お話いただいたらすぐ戻ってくる。女優やりたいですって」と役者業に意欲的だった。
舞台あいさつには映画主題歌を担当した10人組アイドルグループ・高嶺のなでしこ、松野友喜人監督も登壇した。