ロックバンド・LUNA SEAのギタリストINORANが11日、都内で行われたオリジナルレシピブック「INORAN KITCHEN」（主婦の友社）の発売記念取材会に出席。初レシピ本のこだわり、自身が考える音楽と料理の共通点について語った。

「クルマは人生のパートナー」　ポルシェにランドローバー…31歳人気女優の愛車遍歴（JAF Mate Onlineへ）

　本書は、食も音楽も好きなものにはとことんこだわるINORANが、「もしもレストランをオープンしたら…」をコンセプトに、朝食から夜食、デザートまでさまざまなレシピを網羅した一冊。目覚めのフレンチトースト、豆腐とチーズとアボカドの邂逅（かいこう）、ヴァンパイアスープパスタ、夜更けの大人用プリンなど、全30のレシピが公開されている。

　書籍を持って登場したINORANは、「ミュージシャンなので（レシピブックは）縁が無いないと思っていたのですが、素敵でスタイリッシュなものができてうれしいです」と笑顔。こだわりを聞かれると、「どこにも無いようなレシピブックを作りたかった。写真もこだわったし、文も料理の名前も一生懸命考えました」と語った。

　メンバーからの反応については、「SUGIZOからは『料理本出すんだ！　マジで！』と言われました」とコメント。SNSでは本書を購入したファンが料理の写真を多数投稿しており、「音楽と一緒で料理も人を幸せにするものだと思っている。みんなが作って広がって、本当にこの本を作ってよかったです」と喜んだ。

　帯に書かれた「ギターをフライパンに持ち替えて」という説明文は本人もお気に入りで、「人を幸せにしたり、相手の姿を見て自分も幸せになるというのは、料理も音楽も一緒だと思う。近いものがあるのだと、この本を作っている時に感じました」と言及。本書の中では、過去にそば屋を本気で目指したことが明かされており、「そばが大好きでツアーに言ったらお昼はほぼそば。夢はかなわなかったのですが、レシピブックを出すという夢は叶いました」と述べた。

　LUNA SEAとしては、2月22日・23日に35周年アニバーサリーツアーのファイナルとなる東京ドーム公演を控えている。「今から準備に入るのですが、ファイナルらしい素敵なライブにしたいと思うので、ぜひ皆さん足を運んでください」とメッセージ。「レシピブックの自己採点は星いくつ？」という質問には、「LUNA SEAが35周年なので星35個です」と胸を張っていた。