橋下徹氏、物議広がる中居正広の声明に見解「今までの経緯」と読み取るも…「チェックした人が完全にミス」指摘

元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏が11日、関西テレビ『ドっとコネクト』(午前11時20分)に出演。女性とのトラブルで解決金を払って示談したと報道され、9日に声明を発表して、トラブルと示談成立を認めて謝罪した中居正広についてコメントした。

中居正広【写真:ENCOUNT編集部】
中居正広【写真:ENCOUNT編集部】

石井アナは声明文を添削「こうすればわかりやすかった」

 元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏が11日、関西テレビ『ドっとコネクト』(午前11時20分)に出演。女性とのトラブルで解決金を払って示談したと報道され、9日に声明を発表して、トラブルと示談成立を認めて謝罪した中居正広についてコメントした。

 橋下氏は、声明の中の“なお、 示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても 支障なく続けられることになりました”という文言がネットを含めて波紋を呼んでいることについて言及。

 MCの石井亮次アナウンサーが「(“なお、示談が”以降の)この文章に関しては書かなきゃいいのにと言う人もいる。解釈によってはいろんな解釈もできるので、果たしてどうなんだっていうのがありますが」と触れると、橋下氏は「この文章が“今後も芸能活動をやっていきますよ”っていう宣言じゃないか”ということで、多くの法律家が“これはおかしい。こんな文章いらない”っていう意見も多いんですけど。僕は今までの経緯だと見ていて」と見解を披露。

「“今後やりますよ”じゃなくて、示談が成立してから今に至るまで。だから(正解は)“今後”じゃなくて“その後”だったのかな。だから“その後、芸能活動についてやってきましたけども”と。“ただ、それがちょっと自分の感覚もずれていたところがあるかもわからない”というような文章が入っていれば(良かった)」と分析。「示談成立してから、その後、中居さん、ずっと芸能活動されてたじゃないですか。“経緯の説明”だと僕は思ってます」と詳しく話した。

 橋下氏は「“今後もまったくこういう問題関係なく、やっていきますよ!”っていうようなことではないと思うんですよ」と言いつつ、「それは中居さんの最終責任ではあるんだけれども、これ(声明を)チェックした人が完全にミスしたんじゃないのかなと僕は思うんですけどもね」と指摘した。石井アナは「つまり、いろんな解釈ができるような文章の書き方をするべきではなかったっていう」と確認。

 肯定した橋下氏は「だから“示談成立後、今に至るまで番組に出て来たけれども、これはちょっと感覚がずれていたかもわかりません”というような話であれば、まったく問題なかったと考えますけどね」と見方を示した。石井アナが「それがこれ(声明)だけ見ると、“今後も芸能生活を支障なく続けられることになってますんで、皆さんよろしく”にもとらえられるし。じゃなくて、“示談成立して年末ぐらいまで、支障なく続けられることになったんでやってきたんです”という意味ちゃうか」と話すと、橋下氏は「本当に“これからもやります宣言”だったら、最後に入れますんで。僕は“これまでの経緯”だと解釈してるけど、いろんな解釈があるような文章にしたこと自体が、ここはミス」と断定した。

 石井アナは橋下氏指導の下、「“今後”じゃなく、“その後、今に至るまで、芸能活動について支障なく続けられることになったので、続けてまいりました”とかってすればわかりやすかったと」と“添削”した。

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