“令和版・サラリーマン金太郎”の鈴木伸之、今年の抱負は「自炊」もまさかの“失敗”

俳優の鈴木伸之が11日、都内で行われた映画『サラリーマン金太郎【暁】編』公開記念舞台挨拶に出席。今年の抱負を明かした。

舞台挨拶に出席した鈴木伸之【写真:ENCOUNT編集部】
舞台挨拶に出席した鈴木伸之【写真:ENCOUNT編集部】

数々のアクションシーンに挑戦

 俳優の鈴木伸之が11日、都内で行われた映画『サラリーマン金太郎【暁】編』公開記念舞台挨拶に出席。今年の抱負を明かした。

 原作マンガはシリーズ累計発行部数3000万部。人気マンガ家本宮ひろ志が22年にわたって描き続けた『サラリーマン金太郎』は、これまでにも高橋克典、永井大の主演でテレビドラマ化や映画化されてきた。そして連載開始から30年をへて、破天荒な“元ヤン”サラリーマン、矢島金太郎の三代目に鈴木伸之が就任。平成の世を駆け抜けた伝説のサラリーマンが、膠着(こうちゃく)した令和の日本に、そして混沌(こんとん)とした世界に新風を巻き起こす。

 イベント冒頭、周りからの反響について聞かれた鈴木は「映画の反響はまだなんですけど、去年の完成披露試写会をやらせて頂いた時に浅野温子さんにヘビースモーカーということをバラされまして。その反響をたくさん頂いていてどうしようかなというところです」と苦笑い。撮影時のエピソードについては、海で泳いだというシーンに言及し、「結構沖の方まで行って……。カットって声が全く聞こえなかったので、ずっと泳ぐしかなくて限界が来て海水の浮力で浮いてた」と苦労を滲ませた。

 また、「アクションシーンがダントツで多い作品」と語るほど、今作では数々のアクションシーンを演じている鈴木。共にアクションシーンを演じた文音からは「撮影が長くなるとみんなもスタッフも疲れてくる中、声を一番出してくれたのも鈴木くん。そういうのですごく現場が彼のおかげで助かったというのが体感ですごいあった。本当にすごいTHE 座長でした」と称賛され、「私たち、ノースタントです!」とスタントマンを入れずに全て自分たちで演じたことをアピールされた。

 また、今年の抱負について聞かれた際には「僕は自炊をサボってきた人間で、ウーバーイーツをよく頼んで生活してきた人間なんですけど、今年は自炊しようと決めて、この前こないだスーパーに行って、魚の干物から納豆から何かいろんなものを買ってこれから自炊しようと思った」と自身の決意を口に。しかし、「買い物に慣れてなさ過ぎて、スーパーで2万円くらい買っちゃった。僕でも持てないくらいのすごい量だったので、2回休憩して辿り着いた」と自炊に辿り着くまでも一苦労だったことを明かし、肝心の自炊についても「一旦まずは米を炊いて納豆のパックを食べました。まだちょっと料理はしてないんですけど、今年はちょっと料理していこうかなと思っております」と語り、会場を笑わせた。

 イベントには共演する石田ニコル、文音、榎木孝明、主題歌を担当するBALLISTIK BOYZの日髙竜太と砂田将宏、メガホンをとった下山天監督も登壇した。

次のページへ (2/2) 【写真】『サラリーマン金太郎【暁】編』...公開記念舞台挨拶アザーカット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください