斎藤工&リリー・フランキー、朝ドラを経験した伊藤沙莉の変化を明かす「こっちの見る目が変わった」

俳優の斎藤工、リリー・フランキーが10日、都内で行われたFODオリジナルドラマ『ペンション・恋は桃色 season3』の完成発表イベントに登壇。昨年の『第75回NHK紅白歌合戦』で司会を務めた伊藤沙莉にムチャ振りをしていたことを明かした。

イベントに登壇したリリー・フランキー(左)と斎藤工【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇したリリー・フランキー(左)と斎藤工【写真:ENCOUNT編集部】

FODで配信スタート『ペンション・恋は桃色 season3』

 俳優の斎藤工、リリー・フランキーが10日、都内で行われたFODオリジナルドラマ『ペンション・恋は桃色 season3』の完成発表イベントに登壇。昨年の『第75回NHK紅白歌合戦』で司会を務めた伊藤沙莉にムチャ振りをしていたことを明かした。

 本作は、ちょっと古いペンション『恋は桃色』に集まった、“訳あり”な人々が織り成すハートフル・コメディドラマで、10日からFODでseason3が配信スタート。リリーがペンションを営む適当な父・シロウ、伊藤がシロウの娘・ハル、斎藤がペンションでアルバイトする青年・ヨシオを演じている。

 伊藤はNHKの連続テレビ小説『虎に翼』を終えて、season3の撮影に参加。伊藤の変化を聞かれたリリーは、「子役の時から雰囲気があって素晴らしい役者さんだった。座長をやり遂げた人の持つ自信、風格というか。でも、あそこ(『ペンション』の現場)にいるといつもの沙莉ちゃんだった」と話し、「逆に1年間あんな大変な仕事をしていたんだと、こっちの見る目が変わった。本人はいたってフラットで何も変わっていませんでした。(この作品は)彼女がいないと成立しない。すごくユーモアもあり、対応のセンスもいい、本当に頼りになるパートナーですね」と語った。

 斎藤も「沙莉さんのスケジュールがタイトだったので、彼女の地肩の強さに頼っている撮影スケジュールでした。どんな状況でもいろんなことを成立させてくださって、そこがより強靭になってたくましく頼もしくなりました」と言及。紅白歌合戦の直前に対面した際は、「僕らが『こういうパフォーマンスをした方がいい』と親戚のいらないおじさんみたいな意見を出しました」とアドバイスしたことを明かした。

 具体的なアドバイスを聞くと、リリーが「オレは『白組・鳥羽一郎さんでした。ありがとうございます。それでは聞いてください。私の浅草キッドです!』と急に歌い出すのはやってほしかった」と、ビートたけしのモノマネをムチャ振りしていたことを告白。実際に披露されることはなかったそうで、斎藤は紅白歌合戦後に伊藤とした会話を振り返り、「ちょっとたけしをできる余裕はなかったと。すごく迷惑かけたなと思いました」と苦笑した。

 イベントには、JOY、ラバーガール・大水洋介も登壇した。

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