お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが8日、読売テレビ『にけつッ!!』（水曜深夜0時54分）に出演し、昨年11月に亡くなった“元祖プレイボーイ”とも呼ばれた俳優・火野正平さんとのエピソードを明かした。

　それは10年ほど前、「家の近所の小料理屋で、女性とご飯を食べていた」時のことだった。ジュニアはトイレに行ったそうだが、席に戻ると「おっさんが、その子をナンパしてんねん」。すぐに「ちょっと！」と話しかけたところ、振り向いた男性はなんと「火野正平さんだった」そうだ。

　ジュニアは驚いたものの、火野さんからは「おおっ！　お前の女か」とのひと言。「お前、そんなに大事だったらトイレも一緒に連れて行かないとダメだぞ」ともアドバイスされたそうで、ジュニアは「カッコええジョークを言いはるなぁ」と感服したという。

　これをきっかけに会話をすると、なんと「家が隣だった」ことが発覚。以降、ジュニアは「家に遊びに行かせてもうて、一緒にお酒も飲ませてもうた」そうで、「めちゃくちゃカッコええで」としみじみ語った。

　また、ある日は「（昼の）2時くらいかな。寝てたら『ピンポーン』ってインターホンが鳴った」そうで、モニターを見ると火野さんの姿が。その手にはグローブが2つあり、火野さんは「おいジュニア、天気が良いからさ、キャッチボールしようぜ」と誘ってきたという。このエピソードに共演のケンドーコバヤシが大笑いすると、ジュニアは「（『サザエさん』の）中島か！」とツッコミ。「俺、磯野みたいに言うやん」とも続け、さらなるスタジオの爆笑を誘った。