草彅剛、香取慎吾主演『日本一の最低男』に友情出演 27年半ぶりドラマ共演…『罠の戦争』鷲津亨役

俳優の香取慎吾が主演を務め、9日にスタートするフジテレビ系『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(木曜午後10時、初回15分拡大)の第1話に草彅剛が“鷲津亨”役で友情出演することが7日、発表された。

『日本一の最低男』で共演する草彅剛(左)と香取慎吾【写真:(C)フジテレビ】
『日本一の最低男』で共演する草彅剛(左)と香取慎吾【写真:(C)フジテレビ】

香取演じる“最低男”の一平と夢の共演

 俳優の香取慎吾が主演を務め、9日にスタートするフジテレビ系『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(木曜午後10時、初回15分拡大)の第1話に草彅剛が“鷲津亨”役で友情出演することが7日、発表された。

 区議会議員選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助(こはら・しょうすけ/志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平(おおもり・いっぺい/香取)が、次第に家族の問題と真剣に向き合うようになり、やがて本気で社会を変えようと立ち上がる姿を、笑いあり、涙ありの完全オリジナルストーリーで描く、“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。

 香取がおよそ11年ぶりにフジテレビ連続ドラマ主演を飾ることでも話題の本作が、いよいよ9日より放送開始となるが、このたび、第1話のゲストとして草彅の出演が決定。

 2023年の主演ドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)で自身が演じた主人公・鷲津亨(わしづ・とおる)に再び扮(ふん)し、香取演じる“最低男”の一平と、夢の共演を果たす。

 息子を瀕死の重体に追いやった事件の犯人と、それを隠蔽しようとする国会議員への復しゅうに燃える議員秘書・鷲津亨の姿を描いたドラマ『罠の戦争』。その最終回で、衆議院議員となった元妻・可南子の秘書として新たな人生を歩み始めた鷲津だったが、本作『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』でも、“雛田可南子衆議院議員の政策秘書”として登場する。

 一平の幼なじみで、衆議院議員・黒岩鉄男(くろいわ・てつお/橋本じゅん)の議員秘書を務める真壁考次郎(まかべ・こうじろう/安田顕)に誘われ、一平は黒岩の国政報告会に出席。区議会議員選挙への出馬をもくろむ一平は、黒岩や会合の出席者たちに顔を売るチャンスと意気込む。その席上で一平は、真壁から紹介を受け、鷲津という人物とあいさつを交わし――。区議会議員となって人生一発逆転を狙う“最低男”の一平と、頭脳明晰・冷静沈着な議員秘書の鷲津が、奇跡の初対面。好対照な2人のキャラクターがいったいどんなやりとりを繰り広げるのか。

 現在もラジオ番組『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)で毎週2人きりのトークを繰り広げている草彅と香取。俳優としては、映画『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』(2004年)、『西遊記』(2007年)、三谷幸喜が作・演出を手掛けた舞台『burst!~危険なふたり~』(2015年 ※2022年再演)などの作品で共演している。だが意外にも2人は、グループでの出演を除くと、テレビドラマでは久しく共演する機会はなかった。

 最近では、草彅主演の『罠の戦争』の主題歌を「香取慎吾×SEVENTEEN」が担当したり、香取が萩本欽一のマネージャー役で出演したスペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん~萩本欽一を愛した女性~』(2024年/日本テレビ系 ※『24時間テレビ47』内で放送)のナレーションを草彅が務めたり、といった形でのコラボレーションはあったものの、俳優としてテレビドラマで共演するのは、草彅の初主演ドラマ『いいひと。』(1997年/カンテレ・フジテレビ系)の最終回に香取が友情出演したとき以来、なんと約27年半ぶり。

 本シーンの撮影は、昨年12月中旬、埼玉県内のホテルにて行われた。2人の貴重なドラマ共演とあって、現場はいつも以上の緊張感に包まれていたが、当の2人はリラックスモードで、撮影の合間には、スタッフも交えて世間話で盛り上がる一幕も。しかし本番になると、それぞれ数多くの作品で名演を披露してきた2人だけあって、確かな演技力で一平と鷲津になりきり、真壁役の安田とともに見応えのあるシーンを作り上げていった。

 香取との共演を草彅は「楽しかったですね~。実は、僕が初めて主演を務めたドラマ『いいひと。』で、最終回に慎吾ちゃんがワンシーンだけ出てくれたんですよ。そんな懐かしいことも思い出したりしながら撮影に臨みました。安田(顕)さんや(橋本)じゅんさんとお会いできたのもうれしかったです」と振り返った。

 さらに、香取への応援メッセージとして、「香取慎吾さん、このたびは11年ぶりのフジテレビ連続ドラマ主演、おめでとうございます。主題歌も慎吾ちゃんが歌うそうで、お芝居からも、歌声からも放たれる、慎吾ちゃんの周りの人をハッピーにするオーラが、世の中を元気に明るく勇気づけてくれると思うので、本当に楽しみです。たくさんのパワーが画面から飛び出してくるような、そんなすてきなドラマになることを願っています。いつもそばにいる僕からすると、本当に鼻が高いです。最後まで頑張ってください!」とエールを送った。

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