KONOSUKE TAKESHITA、連夜の新日本“席巻” 石井智宏に完全勝利で3団体所属を発表「プロレス界を統一する」

1月5日、東京ドームにて新日本プロレスがアメリカの巨大団体・AEWとの対抗戦の様相を呈した「WRESTLE DYNASTY」を開催。第6試合では、前日1.4東京ドーム大会で鷹木信悟を破り、AEWインターナショナル王座を防衛しNEVER無差別級王座を獲得したKONOSUKE TAKESHITAが、石井智宏を相手にダブル防衛戦に挑む。両者とも一歩も引かないスタイルが身上なだけに、ドームに見合うド迫力の激突が期待される。

垂直落下式ブレーンバスターを放つTAKESHITA【写真:(C)新日本プロレス】
垂直落下式ブレーンバスターを放つTAKESHITA【写真:(C)新日本プロレス】

TAKESHITA、インターナショナルなポテンシャルを見せつける完勝

 1月5日、東京ドームにて新日本プロレスがアメリカの巨大団体・AEWとの対抗戦の様相を呈した「WRESTLE DYNASTY」を開催。第6試合では、前日1.4東京ドーム大会で鷹木信悟を破り、AEWインターナショナル王座を防衛しNEVER無差別級王座を獲得したKONOSUKE TAKESHITAが、石井智宏を相手にダブル防衛戦に挑む。両者とも一歩も引かないスタイルが身上なだけに、ドームに見合うド迫力の激突が期待される。

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 まずはNEVER無差別級王座に過去6度戴冠(最高記録)している挑戦者・石井が入場。そしてダークな照明に変わり、TAKESHITAがDDTビッグマッチ仕様の入場曲で、ドン・キャリス・ファミリーの統領であるドン・キャリスと共に入場。DDT的には、昨年のDDT12.28後楽園大会で石井に敗れた飯野雄貴の敵討ちの意味合いもある一戦となった。レフェリーはAEWのブライス・レンズバーグ。

 序盤からふてぶれしく優位に立ったTAKESHITAは、容赦なく石井の顔面を蹴りつける。そのTAKESHITAに対し、裏拳気味の逆水平チョップをのど元に打ち込む石井は、序盤でバックドロップを決めるなど早い仕掛けに出る。一方、TAKESHITAはすごい角度の投げっぱなしジャーマンを発射し、スライディングDを決め再び優位に。そして旋回式ブルーサンダーを発射、ここはカウント2で返す石井。

 再び逆水平でペースを握り返したい石井だが、雪崩式ブレーンバスターを切り替えされ、逆に雪崩式ファルコンアローを食らってしまう。そしてTAKESHITAは人でなしドライバーから投げっぱなしジャーマン、ラリアットへ。石井は意地で返し、カウンターの投げっぱなしジャーマンからラリアットを発射。しかしTAKESHITAもカウント1で返す。

 その後はエルボー合戦となり、石井が打ち勝つ。しかしTAKESHITAは一瞬のスキをついて強烈なエルボー一閃、石井は膝から崩れ落ちる。TAKESHITAは雪崩式の攻撃を狙うも、石井が切り替えし雪崩式フランケンシュタイナーを放つ。そして打撃の打ち合いから石井が強烈なラリアットを発射、TAKESHITAは意地のキックアウト。石井は続けて垂直落下式ブレーンバスターを狙うもTAKESHITAが同技でカウンター、再び狙いに来た石井に対しリバースフランケンシュタイナー。そしてワガママからサポーターを外してエルボー、レイジングファイヤーを放ってTAKESHITAが見事勝利を飾った(13分30秒、片エビ固め)。

石井に圧勝しベルトを見せつけるTAKESHITA【写真:(C)新日本プロレス】
石井に圧勝しベルトを見せつけるTAKESHITA【写真:(C)新日本プロレス】

世界統一のために…TAKESHITA、新日本にも所属

 試合後、バックステージでTAKESHITAは「石井智宏との闘いは、キチぃーよ、キツい! でも最後に立ってるのは俺だ。昨日言った通り、これからはNEVER無差別級王者としての闘いも見せていってやるからよぉ、楽しみにしてくれ。そして、楽しみといえば、日本のプロレスファンに朗報がある。俺は今、DDT、AEW、2団体所属しているが、これからはそれに加えて、新日本プロレス、3団体所属になった。何で俺がこの道を選んだのか。ずっと言ってきた通り、俺はプロレス界を統一する。それは俺にしかできねえんだよ。まだ誰も歩いたことねえ道、歩いていくから、オメーら黙ってついてこい。AEWインターナショナルのタイトルマッチは、おそらくまたAEWで組まれることになるだろう。そして問題はこの、NEVER無差別級のベルトだ。次、NEW JAPAN STRONGサンノゼ大会、KUSHIDA。お前も世界を知っているうちの1人なんだろ? このベルトは無差別級のベルトだから、KUSHIDA、お前のプロレス、俺に教えてくれよ」と挑戦者を逆指名。

 ここで昨年のG1クライマックス公式戦でTAKESHITAに勝利しているボルチン・オレッグが登場、NEVER無差別級ベルトへの挑戦を表明した。

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