年間視聴率争いはテレ朝が完勝 W3冠、個人では史上初、世帯では2年連続「帯の報道情報番組がけん引」
テレビ朝日は2日、年間平均視聴率(2024年1月1日~12月29日)で、個人全体、世帯ともに3冠達成(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を発表した。個人全体では開局以来初で、世帯では2年連続。ドラマ、バラエティー、スポーツ番組も好調だったとしているが、けん引したのは『報道ステーション』(月~金曜午後9時54分)など帯のレギュラー報道情報番組と位置付けている。
個人のゴールデン帯1位は日テレと同率
テレビ朝日は2日、年間平均視聴率(2024年1月1日~12月29日)で、個人全体、世帯ともに3冠達成(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を発表した。個人全体では開局以来初で、世帯では2年連続。ドラマ、バラエティー、スポーツ番組も好調だったとしているが、けん引したのは『報道ステーション』(月~金曜午後9時54分)など帯のレギュラー報道情報番組と位置付けている。
個人全体、世帯ともに3冠達成。文字通り、テレビ朝日が他局との年間視聴率争いに完勝した。その要因について、同局は下記のコメントを寄せた。
「『報道ステーション』をはじめとするテレビ朝日独自のプライム帯ニュースベルトや朝昼帯の報道情報番組です。大越健介キャスターを中心とした『報道ステーション』は年間平均5.7%で2019年から自己最長の6年連続同時間帯トップを走り続けています。週末夜の『サタデーステーション』も2年連続3回目の同時間帯トップ、10月からスタートした『有働Times』もクール平均で同時間帯トップと健闘しています」
その上で、「全日帯では週末まで放送拡大した『グッド!モーニング』が平日7時台で番組開始以来初めて同時間帯民放トップになりました。続く『羽鳥慎一モーニングショー』が5年連続で同時間帯トップを独走。『大下容子ワイド!スクランブル』は注目のニュースだけでなく、番組独自の目線を貫き海外ニュースなど多岐にわたる話題を硬軟織り交ぜて紹介し、第1部が11年連続同時間帯トップ、第2部では3年連続の同時間帯トップとなりました」と説明した。
なお、日本テレビはこの日、年間平均視聴率の個人全体でゴーデン帯(午後7時~10時)1位と発表した。数値は5.3%でテレビ朝日と同率になっている。
<テレビ朝日の年間平均視聴率>
○個人全体
全日(午前6時~深夜0時)3.5% 2年連続・2回目の1位
ゴールデン((午後7時~10時)5.3% 初の1位
プライム(午後7時~11時)5.3% 4年連続5回目の1位
○世帯
全日6.4% 3年連続3回目の1位
ゴールデン9.0% 2年連続3回目の1位
プライム9.1% 5年連続7回目の1位