ロンブー淳「またロンブーとして活動したい」 遺書動画で相方・亮への思いに気付く
お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳が6日、自身がCEOを務める株式会社itakotoの遺書動画サービス「ITAKOTO」のオンライン記者発表会に出席した。事業説明を行った淳は「もっと気軽に死について話す」ことの重要さを説いた。
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お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳が6日、自身がCEOを務める株式会社itakotoの遺書動画サービス「ITAKOTO」のオンライン記者発表会に出席した。事業説明を行った淳は「もっと気軽に死について話す」ことの重要さを説いた。
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「ITAKOTO」は遺言を納めた動画に特化した動画共有サービスで、アプリのガイドに従って撮影した遺書動画をアップロードすると、指定した相手に動画URL付きのメールが送られる。受け取った相手はウェブ上でその動画を閲覧できるというもので、同サービスには法的な拘束力はない。淳は「『死』は日本の中でタブー視されている。みんな必ず死ぬわけだから、死についての話を『いずれ自分の身に起こることなんだ』と考えて、もっと気軽に死について話す、死んだ後のことについて話すということをこのサービスを通じてできたら」と着想から4年をかけて実現した同サービスへの思いを語った。
会見の中では、相方の田村亮が実際に遺言動画を撮影した様子も紹介された。お互いの遺書動画はまだ見ていないというが、「遺書動画に向き合う過程で『オレ、亮さんのことこんな風に思ってるんだな』って自分に気づきがあった。送ると言うことも大切な作業なんですが、自分にどうやって向き合えるかというところをこのサービスで気付いてほしい」とサービスの本質を熱弁した。
「この世から、心のこりをなくしたい」をコンセプトにした「ITAKOTO」。現時点での“心残り”を聞かれた淳は、「このサービスが大きく羽ばたくところを見たいですし、いま2人娘がいるので、この成長を見守りたい」と父親らしい表情も覗かせた。また、相方・亮について「ゆくゆくは(吉本に)戻ってきてほしい。またロンドンブーツとして活動したい」とも吐露。さらに「今『ロンドンブーツ1号2号』という名前なんですけど、複数号にする夢もある。それは生きている間にチャレンジしたい。3号、4号……と芸人さん、タレントさんだけじゃなく色んな人がロンドンブーツを名乗ることができたら面白そう」と驚きのプランも明かしていた。