タレントの上沼恵美子がMCを務めるフジテレビ系特番『上沼恵美子のみてるだけ～未知の世界をウインドーショッピング～』が31日正午より放送される。収録直後の囲み取材に応じ、東京と大阪のテレビ番組の違いを語った。

　同番組は、世の中にあるのどから手が出るほど欲しい商品やサービスを紹介し、上沼に“ウインドーショッピング”してもらうというもの。岡田圭右（ますだおかだ）が番組進行を務め、吉村崇（平成ノブシコブシ）、狩野英孝がプレゼンターを担当。スタジオゲストとして石原良純とゆうちゃみが出演する。

　普段は大阪のテレビ番組を中心にレギュラー出演している上沼。「慣れていないので、私みたいなものでいいのかなって思っていますし、今日も戸惑いました」と収録を振り返り、「老後の楽しみにこの2、3年、東京に来させていただいてるなと思います」と語る。

　今回の番組では、シークレットゲストとして上沼の大ファンだという俳優・上川隆也が登場。豪華なゲストに「上川さんだけじゃなくって、大阪にいたら会えない人と会えるので、やっぱり東京は首都だなって思いました。迫力あります」と番組への力の入れ方に感心した。

　東京と大阪のテレビ番組は「全然違いますね」として、「東京のVTRはうまいなってやっぱり思うんですよ。見てて感動するんですよね」と称賛した。その上で、「大阪は一切ございません。私のやっている番組は“お前全部回せ”って感じで。だから『喋りすぎや』とか『ゲスト来ても上沼が喋ってばかり』って言われるんですけど、そうじゃないの。そういう環境だから」と説明し、「だから東京の番組はやっぱりどっしりとして、奥があって、具体的でいいな～って。もう出演者は得ですよね。いいVTRが見れるから。ちょっと無口になりそうですよ。上品になりたいなと思います」と話して報道陣を笑わせた。

　年末の放送とあって、今年1年について聞かれると「楽しかったです。YouTubeも順調にたくさんの方に見ていただきまして、お姉ちゃんをゲストにも呼んでね。たくさんおしゃべりできて、このようなすてきな番組に呼んでいただけるってタレント冥利に尽きます」としみじみと振り返り、「私は大阪でずっと40何年やってきたの、悔しいです。生まれ変わったらやっぱり東京でやりたいです。やはりアカンかも分かりませんけどね。アカンと思うんですけど、でもやっぱりそう思います。東京はすごい。市場がでかい」と東京を褒めちぎった。