タレントの上沼恵美子がMCを務めるフジテレビ系特番『上沼恵美子のみてるだけ～未知の世界をウインドーショッピング～』が31日正午より放送される。収録直後の囲み取材に応じ、理想の老後について考えを明かした。

　同番組は、世の中にあるのどから手が出るほど欲しい商品やサービスを紹介し、上沼に“ウインドーショッピング”してもらうというもの。岡田圭右（ますだおかだ）が番組進行を務め、吉村崇（平成ノブシコブシ）、狩野英孝がプレゼンターを担当。スタジオゲストとして石原良純とゆうちゃみが出演する。

　普段は関西のテレビ番組を中心に出演している上沼。今回の番組オファーに「私みたいな者でいいのかなって戸惑いました」と率直な感想を明かすと、「この2、3年、東京のお仕事を単発でいただいてまして、うれしいんですが全部が違う番組なんでね。とにかく結果がいいことを待ちたいなと思います」と謙虚にコメントした。

　69歳の上沼は、東京での収録が「老後の楽しみ」になっているという。報道陣から「理想の老後」について聞かれると、「（収録で）石原さんもお父さんとお母さんが別に暮らしていたとおっしゃっていたように、私もどんなことがあっても主人とはね、“別で”と思います」と“別居婚”を強調。

　夫との別居を公言している上沼は、「もうこれはね、仲悪いんじゃないんです。皆さんこれからご経験されたら分かると思います。夫婦は40年がピーク、もうそこで終わりです。本当に悲しいことでございます」と持論を展開した。その上で、「うちも来年で（結婚して）48年になるんですよ。だから、ちょうど8年前から別居してますので、なんかいい感じです」と夫とも良好な関係だとした。

　さらに「豪華な部屋で犬と一緒に暮らしたいなと思うんですね。本当は犬と一緒の墓にも入りたいんですよ」と理想を打ち明けて、「上沼の墓に入るのがもう嫌なんです。この間、旦那にも言いました。『一緒に入らないよ』って言ったら、『勝手にせえ』って言ってました。ハハハ」と豪快に笑った。