お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が28日、MBS『せやねん!』（土曜午前9時25分）に出演。番組は25日に公開された、芸能記者・中西正男氏による活動休止中のダウンタウン・松本人志のインタビューで、「収入がなくなる」という現実を明かしたことについて取り上げた。松本は週刊文春の記事を巡り、発行元の文芸春秋などに5億5000万円の損害賠償と訂正記事を求めた訴訟で、11月8日に訴えを取り下げた。裁判に注力するとして、1月に芸能活動を休止した。

　進行の同局・山中真アナウンサーが“おそらくアルバイトをされてる学生さんより少ない”“明細を見ると屈辱を感じました”などという松本の発言を紹介した。過去に活動自粛を経験した徳井は、トミーズ雅から「（当時は収入）ゼロやんな？」と聞かれ、「ゼロじゃなく、2～3000円やったかな。1000円とか2000円、何千円とかがずっと続いてみたいな。（中身は）何かの権利、DVDのヤツとか。1000円ぐらいやったんちゃうかな。確か」と振り返った。

　山中アナから「やっぱり精神的にこたえるというのはあったんですか？」と質問されると、徳井は「いや、僕はなかったですよ。働いてないから“こうだよね”ってだけやったけど、松本さんと僕は次元が違うんで。松本さんはお金が入ってこないところで、“働いてないんだ、仕事してないんだ。人を笑かせてなかったんだ、この期間”っていうのが（あったのでは）」と返した。

　雅は「デビューしてからずーっと100メートル走みたいにダッシュしてきた人生やからな。僕、傍で同期で見てるけど。ずーっとダッシュ」と心情を慮った。