【べらぼう】吉原騒然、付け火事件が発生 主人公・蔦重は女郎の惨状に思い悩む

俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)が5日にスタートする。18世紀半ばの江戸を舞台に江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。初回はどんな展開になるのか。

蔦屋重三郎(左)を演じる横浜流星【写真:(C)NHK】
蔦屋重三郎(左)を演じる横浜流星【写真:(C)NHK】

横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じる大河ドラマ 第1回の見どころ紹介

 俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)が5日にスタートする。18世紀半ばの江戸を舞台に江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。初回はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、明和の大火から1年半、蔦重こと蔦屋重三郎は、茶屋で働く傍ら貸本業を営んでいた。ある日、幼なじみの花魁・花の井(小芝風花)から、朝顔(愛希れいか)に届けものを託される。しかし蔦重が、浄念河岸の二文字屋を訪れると、ひどく衰弱した朝顔の姿があった……。吉原の場末である河岸見世の女郎たちの酷い惨状をみて、思い悩む蔦重。そんな中、吉原で付け火の事件が起き、騒然となる……という展開とされる。

 蔦屋重三郎という名前を知っている人はどれだけいるだろうか。もしかしたら、これまで大河ドラマで描かれてきた主人公と比べると知名度は相当低いかもしれない。だからこそ描かれる世界のふり幅の大きさが楽しみにもなる。横浜はこれまでの会見で「波乱万丈過ぎて」「行動力がすさまじい」「新たな大河ドラマになっています」「スピーディーで展開の早い物語」と語っていた。ワクワクする言葉だ。作品が視聴者のハートを揺さぶり、蔦屋重三郎という名前がしっかりと心に刻まれることを期待したい。

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