【RISE】完敗の白鳥大珠、会見で涙「全く届かなかった…」 “最高峰”ペッチは「壁のような圧」
第5代RISEライト級王者の白鳥大珠はGLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 1回戦でGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)と対戦。0-3で判定負けを喫した。試合後の会見で悔し涙を流した。
GLORY王者の戦い方に脱帽「これが世界か」
格闘技イベント「ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2024 FINAL~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~」(12月21日、千葉・幕張メッセ イベントホール)第6試合、GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 1回戦 3分×3R延長1R
第5代RISEライト級王者の白鳥大珠はGLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 1回戦でGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)と対戦。0-3で判定負けを喫した。試合後の会見で悔し涙を流した。
「世界チャンピオンの強さを実感した。一発のパワーが重いとかそういうことじゃなくて、戦い方だったり試合中の雰囲気だったりトータル面で『これが世界か』と実感しました」
白鳥はペットパノムルンのローキックや組みに圧倒され苦戦。素早いパンチのコンビネーションでボディーを入れるがペットパノムルンを退ける一打とはならなかった。
「もちろん自分が練習して対策してきたことだったり、通用するかなと思った部分も1Rはあったんですけど、(相手の)修正力というか、その場その場で自分がすることを読まれているというか……。上からパンチを叩いてもそれに合わせて、しっかりガードしてクリーンヒットさせないというか。戦っていて攻め方もどうしたらいいか分からなくなってしまいました。そういう面で強さを感じました」
想像以上だったのはローキックや組みだけではない。「体幹も強かったですし、本当に壁のような圧を感じたんですけどトータル面の強さが想像以上だった」と振り返った。
自らが選んだ相手。このトーナメントのために日々練習を積んできた。苦しい思いもしたトレーニング期間を思うと自然と涙がこぼれていた。
「本当に充実していました。毎日が本当に僕のなかで今日はまずペッチに勝つことを考えて練習は積んできたんですけど……全く届かなかったっていう……すみません」
そして最後に「本当に今日……。誰がなんと言おうと優勝するつもりでやってきましたし……それでも全く届かなくて。何回も悔しい思いはしているんですけど、改めて実際に世界一の相手を経験して、自分はそのレベルでやっていきたい気持ちはある。今日戦ってえたものを心におきとめて復活したいと思います」と前を向いた。