前身は「仮面の小中学生集団」 待望デビューのPG、“歌って踊れる精鋭14人”の素顔
2024年7月に開設され、TikTokで話題になったアカウント「夏休みの自由研究をバズらせたい小中学生集団」。制服姿に狐の仮面というスタイルでトレンド曲のダンス動画を連日投稿してバズりに成功した中、11月11日に14人組ボーカル&ダンスカンパニーのPG(ピージー)として、『WA・BI・SA・BI』で配信デビューした。小学4年の10歳から中学2年の14歳までの男子7人、女子7人で、仮面を外して素顔を公開。ENCOUNTはスター集団を目指す“黄金の卵”たちに注目し、PGのメディア初インタビューを実施した。まずは、キャプテンのRiANA(13=鹿児島)、最年長のRYUDO(14=群馬)、最年少のCHAAMi(10=シンガポール)のアピールポイントとビジョンを聞いた。
14人組ボーカル&ダンスカンパニー、“仮面外し”後のSNS投稿は計5000万回再生
2024年7月に開設され、TikTokで話題になったアカウント「夏休みの自由研究をバズらせたい小中学生集団」。制服姿に狐の仮面というスタイルでトレンド曲のダンス動画を連日投稿してバズりに成功した中、11月11日に14人組ボーカル&ダンスカンパニーのPG(ピージー)として、『WA・BI・SA・BI』で配信デビューした。小学4年の10歳から中学2年の14歳までの男子7人、女子7人で、仮面を外して素顔を公開。ENCOUNTはスター集団を目指す“黄金の卵”たちに注目し、PGのメディア初インタビューを実施した。まずは、キャプテンのRiANA(13=鹿児島)、最年長のRYUDO(14=群馬)、最年少のCHAAMi(10=シンガポール)のアピールポイントとビジョンを聞いた。(取材・文=小田智史)
――まずは自己紹介をお願いします。
RYUDO「パーマがチャームポイント、赤色担当のRYUDOです! 『話している時と歌って踊っている時のギャップがすごい』とよく言われます。趣味はクレーンゲームです」
RiANA「赤色担当、キャプテンを務めているRiANAです! 誕生日にはお寿司以外は食べたことがないくらい大好きです。『お寿司が大好きなRiANA』で覚えてください」
CHAAMi「小学4年生の10歳、黄色担当のCHAAMiです! 私は曲を作るのが好きで、将来の夢は世界で活躍するスーパースターになることです」
――それぞれの印象は。
RiANA「パーマが印象的で、どういう人なんだろうと話してみたら、フワフワしていて天然キャラだと思いました」
CHAAMi「RYUDOは声にギャップがあって、面白そうだなと思いました」
RYUDO「RiANAはすごくしっかりしていると思います。振り覚えも速くて、自分が覚えたらすぐに教えてくれる。すごいキャプテンです」
CHAAMi「メンバーがわちゃわちゃしていたら、RiANAちゃんは『練習しよ!』と言ってくれたり、まさにリーダーって感じ。歌もダンスも上手で、勉強になります」
RiANA「CHAAMiのことは(CMやドラマなど)テレビで見ていたので、初めて会った時は驚きました。個性がすごくあって面白いです(笑)」
RYUDO「CHAAMiちゃんは(フジテレビ系バラエティー番組)『千鳥のクセスゴ!』に出ているのを見て、『歌がうまいな』と思っていました。すごく面白いし、歌も迫力があります」
――RiANAさんがキャプテンとして心掛けていることは。
「学校では先頭に立つ役は全然やらないんですけど、PGでは『みんなをまとめきゃ』と思うというか、まとめたくなります。PGは一人ひとりの個性が強い。性格も全然違うし、今まで経験してきたことも違うので、どう接したらいいかを、日々の行動とか話を聞いた時に頭の中で意識しています」
CHAAMiは朝ドラも経験「演技は難しかった」
――逆に、CHAAMiさんは10歳でグループ最年少です。
RiANA「CHAAMiはプロ意識がすごくて、最年少って感じはしないです(笑)。一番しっかりしているんじゃないかな」
RYUDO「(4歳年上の)僕よりしっかりしてる(笑)」
RiANA「いろんな経験を積んできたからこそのプロ意識。知識も持っているし、学ぶことがたくさんあります」
CHAAMi「『これはしちゃダメだな』とか気にしいなんです。それが、“プロ意識”と言ってもらえるものにつながっているんじゃないかと思います」
――CHAAMiさんはNHKの連続テレビ小説『おむすび』にも出演しました。
CHAAMi「ドラマはワンシーンを撮るだけでもすごく時間がかかるし、『1話を作り上げるのは大変なんだな』って感じました。演技は…、難しかったけど何とかできました(笑)」
RiANA「CHAAMiはポテチのCMにも出ているんですけど、CHAAMiが歌うとテレビからでも迫力が伝わってくるからすごいと感じます」
RYUDO「CHAAMiが歌うと『犬のおまわりさん』も普通の童謡じゃなく迫力があって、歌がより伝わる気がします」
――“狐の仮面”を外し、素顔を公開してのデビュー。大きな反響がありました。
RYUDO「仮面をつけている時は正体を隠さないといけないので、『あれ、RYUDOだよね』と聞かれても、『分からない』と言うしかなかった。でも、もう隠さなくても良くなったので、気楽です(笑)。学校のみんなからは、『見たよ~』と言ってもらえてうれしかったです」
RiANA「仮面を外す時は、『何て言われるんだろう』と緊張していました。でも、小さい頃からお父さんとお母さんがインスタグラムでダンス動画を投稿していたこともあって、以前から見てくれる方も多いので、『RiANAちゃんだったんだ!』ってコメントをたくさん頂いてうれしかったです。3歳からダンスを習い始めて、歌もダンスも続けてきて、ずっとアーティストを目指してきました。『あー、やっとだ!』という感じです」
CHAAMi「みんなに『良かったね』と言っていただいてうれしかったんですけど、『PGの中でもっとしっかりしないと』、と気持ちが引き締まりました」
――男子7人女子7人の計14人で構成されるPGの強みは。
RYUDO「それぞれに違う個性があります」
RiANA「その1人1人の個性が噛み合った時に、迫力もすごいし、見ている方にもきっと伝わると思います」
CHAAMi「個性が合体して1つのパワーにして、見ている方に送る力は私たちの武器だと思います」
PGで“オススメのメンバー”はTSUBASA
――3人から見て、PGの“おすすめのメンバー”は。
RiANA・RYUDO・CHAAMi「TSUBASA!!」
RiANA「TSUBASAは人とはいい意味で違います。まず笑い方がオペラみたいで、つい釣られて笑っちゃう。考え方も私とは真逆だし、うれしいと泣くんです。それは面白いなって(笑)」
RYUDO「初めて会った時に、すごく声が低くてびっくりしました。話してみたら面白いし、仕草も独特です」
RiANA「そうそう!」
CHAAMi「TSUBASAは考え方も人と違うのですごく面白いです」
――皆さんの憧れのアーティストは。
RiANA「私は(日本人7人組のガールズグループ)XGさんが憧れの存在で、ライブも観に行きました。生歌はもちろん、5年という練習期間を感じさせるすばらしいパフォーマンスに感動しました」
RYUDO「Nissy(西島隆弘)さんとAAAさん、Number iさんが憧れです。アーティストを目指すきっかけも、ライブでNissyさんのダンスや歌を見て、『自分もこんなステージに立ちたい』と思ったから。ライブの演出がまるでテーマパークに行っているみたいで、まばたきをできないくらい一瞬も見逃せないです」
CHAAMi「私は(米シンガー・ソングライターの)クリスティーナ・アギレラです。すごくパワフルな歌い方で、心に刺さるんです」
――今後の目標を聞かせてください。
RiANA「実は、まだ自分たちの“リアルライブ”はやったことがなくて」
RYUDO「来年の春休みに何かやりたいね、と話しています」
RiANA「大きな目標としては、海外ツアー。世界で愛されるアーティストになりたい。いろんな国の方に私たちのパワーやエネルギーを届けて、幸せになってもらいたいです」
RYUDO「今はまだTikTokとか動画を通してですけど、生でしか味わえない迫力とか感動を届けたいと思います。まずはドームツアー。その目標をクリアしてから、世界でいろんなフェスに出たり、各国を回るツアーをしたいです」
CHAAMi「ファンの方々はいつも私たちを見てくれて、すごくうれしいので、早く生でみなさんの前でパフォーマンスしたいです。いつか東京ドームのステージで、たくさんの人の前で歌って踊ることが目標です」
目標は大きく、「世界ツアー」や「グラミー賞」
【その他のPGメンバーコメント】※□が男子、○が女子
□REi(13=大阪)
「みんなを笑わせることが好きです。このグループでドームやスタジアムを埋めたいです。個人としてもスキルアップして、ドームを埋めたいです」
□KAREN(12=熊本)
「男子で一番年下ですが、幅広く歌えてキレのある踊りができます。ファンの人に笑顔を与えられる人になって、祖母のためにも紅白に出たいです」
□AOi(12=東京)
「ダンスが得意で、30分あれば1曲の振りを通しで覚えられます。目標はグループとしてのワールドツアーとソロで東京ドームを埋めることです」
○NiiNA(13=東京)
「英語と日本語でラッブとボーカルができます。ハスキーで特徴的な声もアピールポイントです。みんなで海外に出てワールドツアーをしたいです」
○NOA(12=東京)
「3歳から習ってきたダンスも得意ですが、ラッパーを目指しています。PGでライブができるようになったら、お客さんの全員を笑顔にしたいです」
○RiRi(12=大阪)
「ダンスは『笑顔で明るく』を心掛けています。これからPGで世界を回れるようにして、ソロでもダンス&ボーカルを磨いて活躍していきたいです」
□TENSHiN(13=福岡)
「地元でモデルを中心で活動し、ダンスや歌のステージにも立ってきました。パフォーマンスで人の感情を変えられるアーティストになりたいです」
□GAKU(13=栃木)
「身長が高いので踊りの大きさが特徴です。歌は変声期も落ち着いて高音から低音まで出せています。グループと個人でグラミー賞を目指しています」
○ANJi(12=大阪)12月21日で13歳
「ラップが得意で、心から表現できるパフォーマンスがアピールポイントです。自分たちの楽曲を世界に届け、個人でも憧れられる人になりたいです」
□TSUBASA(13=茨城)
「変声期をへて低くなった声でボーカルとラップを魅せたいです。人々に希望や笑顔を与えられるアーティストになって、PGを世界に広げたいです」
○MiSORA(11=神奈川)
「私の強みはスマイルです。見てくれる人をすぐメロメロにさせられます。手足の長さやスタイルを生かして、モデルとしていつかTGCに出たいです」
□PG(ピージー)小中学生の男子7人女子7人の計14人で構成されたボーカル&ダンスカンパニー。2024年11月11日に『WA・BI・SA・BI』でデビュー。顔出し後の投稿がSNS累計5000万回再生、海外からも「純粋に元気で健全な感じがして好感持てる!」「デジモンの世界から飛び出してきた」の声が上がるなど、バズりを見せている。高いパフォーマンススキルを武器に世界へポジティブなパワーを届ける。