ジェームズ・ガン監督の新作映画『スーパーマン』日本公開決定 特報&ビジュアルも解禁

映画『スーパーマン』(原題:SUPERMAN)が2025年夏に日本公開されることが20日、発表された。併せて、特報とビジュアルが解禁となった。

解禁された『スーパーマン』のビジュアル【写真:(C) &TM DC (C)2025 WBEI】
解禁された『スーパーマン』のビジュアル【写真:(C) &TM DC (C)2025 WBEI】

“新生”DCユニバース1作目

 映画『スーパーマン』(原題:SUPERMAN)が2025年夏に日本公開されることが20日、発表された。併せて、特報とビジュアルが解禁となった。

 1938年にアメリカの出版社DCコミックスにて発行されたコミック「Action Comics #1」にて初登場したスーパーヒーロー「スーパーマン」。これまで幾度となく映像化されてきたスーパーマンだが、このたび2025年夏に完全な新作映画の日本公開が決定した。

 今回、監督/脚本を務めるのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(監督)、「アベンジャーズ」シリーズ(プロデューサー)など、数々の大ヒット作品を手掛けるジェームズ・ガン監督。

 ガン監督が、ピーター・サフランと共に2022年10月にDCスタジオのトップに就任して以降、今後のDCコミックス作品の映像化に対して、世界中のファンからその行方に注目が集まっていた。

 そして、スーパーヒーローの原点・アイコン的な存在として誰もが名前を知るヒーロー「スーパーマン」のストーリーの長編映画を新生DCユニバースの第一弾の作品として決定した。ジェリー・シーゲルとジョー・シャスターが創作したDCキャラクターを基に、新生DCスタジオの第1作となる長編映画『スーパーマン』。DCスタジオは、DCコミックのキャラクターをベースにした“新生”DCユニバース(DCU)10作品の制作を発表している。

 今回新たにスーパーマン/クラーク・ケントを演じるのは、デイビッド・コレンスウェット(『ツイスターズ』、『ハリウッド』)。無敵なヒーローとしてのスーパーマンと、正体を隠すため大手メディア「デイリー・プラネット」で新聞記者として平凡に働くクラーク・ケント、全く異なる2つのキャラクターを見事に演じきっている。

 ガン監督も「デイビッド・コレンスウェットは彼の素晴らしさでみんなを驚かせるでしょう。彼は私が今まで一緒に仕事をした中で最高の俳優の一人」と太鼓判を押している。スーパーマンの正体を知る恋人であり、同じくデイリー・プラネット社で働くロイス・レインを演じるのは、レイチェル・ブロズナハン(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』、『マーベラス・ミセス・メイゼル』)。スーパーマンに”正しさ”を示す道標として彼を献身的に支えながらも、日々試行錯誤し葛藤する様子を熱演する。

 そして、スーパーマンの最大の宿敵であり、最高の頭脳を持った天才大富豪レックス・ルーサーを演じるのは、ニコラス・ホルト(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)。彼はスーパーマンを地球にとって危険な存在であると考え、対抗心を燃やしている。
自力で億万長者となり、その巨万の富でハイテク兵器と武器の開発を進め、スーパーマンを打ち倒すべく、その時を待っている。

 今回解禁となった超“スーパー”特報は、スーパーマンが戦いで傷つき、雪原に落下してくるという、これまでの完全無欠なスーパーマンのイメージを覆す衝撃的なシーンから幕が開ける。そんな彼の元に大きな雪しぶきを上げながら一目散に駆け寄ってくるのは、彼の愛犬であり、相棒であるスーパードッグのクリプト。先日アメリカで行われた、限られたマスコミに向けた本特報映像の先行解禁イベントでも、このクリプトの登場シーンでひときわ大きな歓声が上がるなど、注目が集まっている。

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