齋藤飛鳥、実写【推しの子】批判も覚悟 伝説のアイドル役で「ずっと緊張の糸は張りつめられている」
元乃木坂46で俳優の齋藤飛鳥が19日、都内で行われた映画『【推しの子】-The Final Act-』(12月20日公開)の前夜祭舞台あいさつに出席。【推しの子】への思いを打ち明けた。
星野アイを熱演 映画『【推しの子】-The Final Act-』前夜祭舞台あいさつ
元乃木坂46で俳優の齋藤飛鳥が19日、都内で行われた映画『【推しの子】-The Final Act-』(12月20日公開)の前夜祭舞台あいさつに出席。【推しの子】への思いを打ち明けた。
映画公開前、ドラマシリーズが配信されたことを受け「まず見てくださった見た方にお礼を申し上げたい気持ちがある」とし、続けて「とてつもない人気作ですから賛否の“賛”があればうれしいですけど、もちろん大きな“否”はスタッフさんも演者のみなさんも覚悟していたと思います」と語った。
本作で伝説のアイドル・星野アイを演じた齋藤だが、「人気作だけどその中でも私が演じた星野アイさんは特別なような気がしていて。最強で無敵な人を、生身の人間が演じるので撮影期間から今もずっと緊張の糸はやっぱり張りつめていると感じる」と吐露。「原作ファンの方、原作に初めて触れる方、すべての方に最大限の敬意を持って誠心誠意持って作り上げてきた。ドラマシリーズでそれが伝わったらうれしいし、映画でさらにその覚悟が何かしらの形で受け取ってもらえたら幸せなこと」と呼びかけた。
また、「15年の嘘」にかけて「最近ついた嘘」について聞かれると「26年の嘘」とした。「私がいま26歳なのですが、生まれてからずっと嘘をついているなぁと思ったので。毎日、日常的に嘘をついている。あえて言うほどがないくらい」とコメント。司会者から「本当の姿は誰も知らない?」と問われ、「はい、知りません」とミステリアスにほほ笑んだ。
本作は、2020年に『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のタッグで連載スタート。伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界に躊躇(ちゅうちょ)なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーが人気を集めた。ドラマシリーズ(全8話)は、Amazon Prime Videoにて配信中で、映画はドラマの続きを描いている。
舞台あいさつにはそのほか、櫻井海音、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの、金子ノブアキ、スミス監督も登壇した。