西川のりお、松本人志は「戻りたいと思う」 現状に見解「やってた番組が店じまいしだしてるような気がする」
漫才コンビ、西川のりお・上方よしおの西川のりおが19日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に出演。活動休止中のダウンタウン・松本人志が出演していたフジテレビ系『だれかtoなかい』『ワイドナショー』などの終了報道を受けてコメントした。松本は週刊文春の記事を巡り、発行元の文芸春秋などに5億5000万円の損害賠償と訂正記事を求めた訴訟で、11月8日に訴えを取り下げた。
『ますだおかだ増田のラジオハンター』に出演
漫才コンビ、西川のりお・上方よしおの西川のりおが19日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に出演。活動休止中のダウンタウン・松本人志が出演していたフジテレビ系『だれかtoなかい』『ワイドナショー』などの終了報道を受けてコメントした。松本は週刊文春の記事を巡り、発行元の文芸春秋などに5億5000万円の損害賠償と訂正記事を求めた訴訟で、11月8日に訴えを取り下げた。
のりおは復帰への目立った動きがない松本について、「何とかうまいこといけばいいねんけどね」と前置き。その後、「松本くんのやってた番組が店じまいしだしてるような気すんねん、俺。『まつもtoなかい』(現『だれかtoなかい』)も終わると。あと諸々、ひょっとしたら終わんのちゃうかっていうのが(報道で)ポコポコポコッと出だしてきてると。番組があったら、そこに戻るとか戻れへん(の話)になるわね。新たな番組やと戻るも戻れへんもないわね。局で頭ひねりだして、試行錯誤して、こういう手(番組終了)も考えてんのかなって思い出したわけよ。クローズしたら家空けてくれいうても、入られへんもん。俺の家やいうたって、もう家ないわけよ」と話し、「松本くんの帰る家がだんだんなくなってくるのかなと思うたりするのよ」と見解を示した。
そして、「僕の臆測」と前置きして、「でも、現に形になって、こうなってるから」と続けた。のりおが「戻るっていうのを想定してください。どういう形で戻るかいうの、僕イメージつかんのよ」と話すと、増田は「戻るかどうかは肯定してないのに、そこは本人の自由じゃないですか」と気遣いながら話した。のりおは「どう見ても戻りたいと思うねん」と言い切り、スポットライトを浴びた人間は忘れられないとした。
2011年に55歳で引退した島田紳助さんや、00年に58歳で引退した故・上岡龍太郎さんの名前を挙げ、61歳の松本について「松本くんもその(仕事をしていない)状態に入ってるのは確かなんよ」と言い、「今までネタ考えたり、いろんなことを(してきたが)、することがないわけ。やる必要がないから。人間って悶々と考えるやん。このとき精神的なもんって難しいと思うねん」と話した。増田が、会社員でもやめた後に始めることもあるとすると、のりおは「趣味かって、たまに暇やからやんのが面白い。仕事してるヤツのおごりたかぶり。やめたら無になる」と反論した。
増田はのりおの伝聞話をピシャリ
増田は「そういう状況でも楽しめるかどうかが1つの人間力になるんちゃいますか」と言うと、のりおは「絶対ちゃうと思う。この男、がめつそうやからな」と発言。増田が「誰がやねん。がえつい人に言われたないわ。”THEがめつい”ですやんか」と語気を強めると、のりおは「誰ががめつい」と返した。のりおは「仕事をパッとやめたとしたら、僕は大して趣味も何にもないのよ。車乗るの好きやけど。タクシーの運転手じゃないしね、一日中車乗って、メーターつけなしゃあないね。それものすごい感じること」と本音を吐露した。
増田から「(師匠は)蓄えあるから、好きなこと言えるんじゃないですか」と指摘すると、のりおは「何で人の蓄えを(知ってる)」と笑いつつ、「何か言いたいこというてるみたいやん」と発した。増田は「言いたいこと言うてますやんか。関係ない話ばっかり」と話すと、のりおは「関係ない話をすんのがのりおちゃん」とおどけた。
また、のりおは「直近の話として、あるもんから聞いた面白い(ものを)。普段の彼(松本)の行動で、彼すごいいいマンション住んで、真ん中に木が生えてるすごい家や言うて、僕知らんですよ。夜飲みに来てたらしいけど、このごろ家にちょちょこ飲みに行くと。(もともと)稼いでるわね。この1年間、ギャラ的には稼ぎないけど、印税とかあるか分からんけど、収入的には減って来てるわね。Amazonプライムかなんか、あの印税は最初あったか知らんけど、『ええ時はナンボあってん?』言うたら、例えば『何千何百万あった』と。何千何百万よ。それはそうでしょうや、ひと月。『ナンボあってん?』言うから、(松本は)『うるさい』(って)。それも外の店違うて、『家に来いや』と。『何で家に来い』や言うたら、『外行ったらなあ、人もいてるし』って言うたと。うまいこと収入ないからお金こと気にしだしたんかなと思うてね」と伝えた。
増田が「それはないでしょ」と反応すると、のりおは「それは分かれへん。人のことやから」と言いつつ、「そのときに『ひと月ナンボあんねん?』いう話ね。『もうええやないか、お前。しつこいな』『正直言いなはれ、ナンボあんねん?』言うたら、『16万(円)』言うた時、『うそ言いなはれ』って。『ホンマじゃ』言うて(たらしい)」と続けた。増田が「えっ?」と言うと、のりおは「何でか言うと、今稼働してないやん。印税しかないわけよ。ああいう印税は最初にガバッともらえんのよ。だんだん下がってくんのよ。歌の印税と一緒で」と見解を披露した。
直後に「その話、ホンマかどうか知らんよ」と話した瞬間、増田は「ボンマかどうか分からん話やめてください」とピシャリ。「伝聞でしょ。確かじゃないじゃないですか。やめときましょうよ」とたしなめた。のりおは「確かやないけど根も葉もないことはないと思うねん」と抵抗した。増田は「それを放送で言わんでいいんちゃいます」というと、「それがおもろいとこやがな」と発言。増田は「ええとこちゃうわ、困るとこや」と正論を放った。