大泉洋、製作陣に猛クレーム なにわ男子・長尾の立ち回りシーンに「バカじゃないか!」

なにわ男子の長尾謙杜が18日、都内で行われた映画『室町無頼』(2025年1月10日IMAX先行上映、同17日全国公開)のジャパンプレミアに出席した。自身の立ち回りシーンについて語った。

ジャパンプレミアに参加した大泉洋(左)となにわ男子の長尾謙杜【写真:ENCOUNT編集部】
ジャパンプレミアに参加した大泉洋(左)となにわ男子の長尾謙杜【写真:ENCOUNT編集部】

映画『室町無頼』のジャパンプレミア

 なにわ男子の長尾謙杜が18日、都内で行われた映画『室町無頼』(2025年1月10日IMAX先行上映、同17日全国公開)のジャパンプレミアに出席した。自身の立ち回りシーンについて語った。

 この日、主演の大泉洋が長尾の立ち回りシーンに言及。「私も頑張りましたけど、長尾くんがとんでもなくて。脚本を読んだときからひどくて! ト書きが何ページも続くんですよ。何ページも何ページも長尾くんの立ち回りのト書きなんですよ」と明かし、「バカじゃないか!」と製作陣に猛クレーム。

 長尾は同シーンの撮影を振り返って「大変でしたね。我ながら、自分で言うのもあれですけど、完成を見るとカッコいいなと思いました」と照れ笑い。

 横で聞いていた堤真一も長尾の立ち回りシーンに触れて「『やめればいいのに』と思った。『無理だって! 終わらへんで!』と思った」と率直な感想をコメント。

 大泉が「監督って生き物はね~、ドSだからね」とつぶやくと、長尾も「怖かったです」と回顧。入江悠監督は「でも長尾くんは僕が『OK』と言っても『もう一回、悔しいからやりたい』、『何か納得いかないっす』と(言った)」と暴露。長尾の撮影姿勢に対し、会場から自然と拍手がわき起こった。

 同イベントには松本若菜、北村一輝、柄本明も出席した。

 同作は、昨年直木賞を受賞した垣根涼介氏の同名小説が原作のアクションエンターテインメント。室町時代の応仁の乱前夜の京を舞台に、己の腕と才覚だけで世を泳ぎ、ひそかに倒幕と世直しの野望を抱く無頼漢で剣の達人、主人公・蓮田兵衛(はすだ・ひょうえ、大泉)と、彼のもとに集結した「アウトロー=無頼」たちの闘いを描く。長尾は兵衛に拾われて身も心も成長する才蔵を、堤は悪党一味の首領・骨皮道賢を演じた。

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