『光る君へ』期間平均視聴率10.7% 4作連続で前作下回るも高い評価「一夜明けてロスってる」

俳優・吉高由里子が主人公の紫式部(まひろ)を演じたNHKの大河ドラマ『光る君へ』の最終回が15日に放送され、初回から最終回までの関東地区の期間平均視聴率が10.7%(個人6.2%)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作『どうする家康』の期間平均視聴率11.2%を0.5ポイント下回った。これで4作連続、前作を下回った。10.7%は2019年の『いだてん~東京オリムピック噺~』の期間平均視聴率8.2は上回ったが大河ドラマ史上ワースト2位の数字。

NHK【写真:ENCOUNT編集部】
NHK【写真:ENCOUNT編集部】

最終回の平均視世帯聴率は11.0% 最終回後SNSではロスの声

 俳優・吉高由里子が主人公の紫式部(まひろ)を演じたNHKの大河ドラマ『光る君へ』の最終回が15日に放送され、初回から最終回までの関東地区の期間平均視聴率が10.7%(個人6.2%)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作『どうする家康』の期間平均視聴率11.2%を0.5ポイント下回った。これで4作連続、前作を下回った。10.7%は2019年の『いだてん~東京オリムピック噺~』の期間平均視聴率8.2は上回ったが大河ドラマ史上ワースト2位の数字。

 一方、ビデオリサーチによると、15日放送の最終回の平均世帯視聴率は関東地区で11.0%(個人6.5%)を記録し、前回(第47回)の10.0%から1ポイントアップした。

『光る君へ』の視聴率は、人気の裏番組がひしめく中、全体的には同時間帯の番組では、ほぼ2位という位置をキープしてきた。大石静氏が脚本を手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と懸命に生きて書いて愛した紫式部を描いた作品。これまで多く描かれてきた戦国時代の作品などとは異なる雰囲気をただよわせ、新たな大河の可能性を見出すことに貢献したといえそうな作品。最終回後、SNSでは「とても良かった」「1年が秒でした」「1年間楽しませてもらった」「ロス」「一夜明けてロスってる自分」「来週の日曜の夜は何をしたらよいのだろう」というさみしがる声や高い評価の声であふれていた

○近年の大河ドラマ期間平均視聴率(関東地区)
2011年『江・姫たちの戦国』:17.7%
2012年『平清盛』:12.0%
2013年『八重の桜』:14.6%
2014年『軍師官兵衛』:15.8%
2015年『花燃ゆ』:12.0%
2016年『真田丸』:16.6%
2017年『おんな城主 直虎』:12.8%
2018年『西郷どん』:12.7%
2019年『いだてん~東京オリムピック噺~』:8.2%
2020年『麒麟がくる』:14.4%
2021年『青天を衝け』:14.1%
2022年『鎌倉殿の13人』:12.7%
2023年『どうする家康』:11.2%
2024年『光る君へ』:10.7%
※数字はビデオリサーチ調べ

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