吉高由里子&柄本佑、『光る君へ』最終回直前トークショー出席 観客の熱気に「びっくりしました!」

俳優の吉高由里子と柄本佑が15日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)のトークショーに出席。この日迎える最終回を前に、2人で滋賀県大津市にある紫式部ゆかりの石山寺も訪問した。

会場を訪れた吉高由里子(中央左)と柄本佑【写真:(C)NHK】
会場を訪れた吉高由里子(中央左)と柄本佑【写真:(C)NHK】

石山寺も訪問

 俳優の吉高由里子と柄本佑が15日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)のトークショーに出席。この日迎える最終回を前に、2人で滋賀県大津市にある紫式部ゆかりの石山寺も訪問した。

 吉高がまひろ(紫式部)を演じ、柄本が藤原道長を演じる同作は、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を大石静氏の脚本で物語を紡いできた。この日、ついに最終回を迎えるとあって、2人は「大河ドラマ『光る君へ』最終回パブリックビューイング&トークショーin 大津」に出席した。

 ステージに登壇した吉高は、万雷の拍手で観客に迎えられると「『光る君へ』ファンの熱気がすごい! 皆さんのエネルギーに包まれて、私自身もとても高揚しています」と興奮気味に話し、「ドラマでは『琵琶湖を進む舟の上で琵琶を弾く』という貴重なロケを経験し、滋賀県でのいい思い出となりました。今日は佑くんと石山寺へお礼参りに行ってきましたが、参拝されていた方々が『まひろ~』『みちなが~』と役名で呼んでくださって、視聴者の皆さまも『光る君へ』の物語に入り込んでくださっているんだなと実感することができました」とエピソードも紹介した。

 さらに、吉高は「長い撮影期間の中でも佑くんはいつも穏やかで、和ませてくれたことが印象的です。藤原道長役が佑くんで本当に良かったし、私が“まひろ”でいられたのも佑くんのおかげだと感謝しています」と1年半に及んだ撮影を振り返ると、「あっという間にこの日が来てしまいましたが、夜の放送もまだありますので、最終回を何度でも楽しんでいただけたらうれしいです」とコメント。

 柄本も「会場の皆さんの熱量にびっくりしました! 最終回を見た後の皆さんのお顔が見られたことがとてもうれしいです」と観客の熱気に感謝すると、「昨日は三井寺や日吉大社をめぐり、今日は吉高さん石山寺を参拝しました。石山寺には初めて伺ったのですが、奥に本堂があって、その前には大きな石があって。『(まるで撮影で目にした)ドラマのセットのようで、美術チームすごいな!』と心を動かされ、ワクワクした時間となりました。石山寺を出発する際には多くの参拝者の皆さんが、見送ってくださったのが印象に残っています」と語った。

 また、吉高から「藤原道長役が柄本佑さんでよかった」と言われたことに対して、「僕も全く同じことを返したいです! 吉高さんのお芝居は、反射してくる感覚が演じていてもすごく楽しくて、自分もいつも穏やかで豊かな気持ちでいられました」といい、「撮影開始から1年半の時間を経て『光る君へ』の旅は終わりを迎えますが、最終回の放送までぜひお楽しみいただければと思います」と呼びかけた。

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