『光る君へ』吉高由里子「松下洸平がフェードアウトするわけない」 周明の再登場に驚きなし

俳優の吉高由里子が主人公・まひろ(紫式部)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時ほか)の最終回が15日に放送される。このほどインタビューに応じ、第45回から再登場した宋の見習い医師・周明(ヂョウミン)を演じる松下洸平との撮影を振り返った。

周明(左=松下洸平)と再会したまひろ(吉高由里子)【写真:(C)NHK】
周明(左=松下洸平)と再会したまひろ(吉高由里子)【写真:(C)NHK】

まひろにとって周明は「大きく影響を与えた存在」

 俳優の吉高由里子が主人公・まひろ(紫式部)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時ほか)の最終回が15日に放送される。このほどインタビューに応じ、第45回から再登場した宋の見習い医師・周明(ヂョウミン)を演じる松下洸平との撮影を振り返った。

 千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く本作は、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を大石静氏の脚本で物語を紡いできた。

 5月26日放送の第21回で初登場となった周明。まひろと越前で出会うと、ひかれ合う様子もあった。しかし、6月16日の第24回でまひろを宋と日本の交易実現のために利用しようとしたがその後、姿を消してしまうのだった。

 そして第45回、大宰府に到着したまひろの前に周明が再び登場。視聴者からも驚きの声がSNSで上がるなど話題となっていたが、吉高は「あのまま松下洸平がフェードアウトするわけがないよなと思っていたので。そうだよね、この展開で登場するよね」と意外にも驚きはなかったという。

 第47回「哀しくとも」では、周明が転んだまひろを助けようとして矢を受けて亡くなる様子も描かれた。再会からの衝撃的な展開に、「まひろがこの先、生きる意味をまた考えさせられるというか、自分がここにいる意味を考えるようになる、大きく影響を与えた存在なんじゃないかと思います」と、周明の死がまひろに与えた影響にも触れた。

 松下とはTBS系連続ドラマ『最愛』での共演経験もあり、「時代も関係性も全然違う役ですし、いろんな人間にさせてくれるお仕事って面白いなと。『最愛』とつなげて見てくれる方もいるように、人の心に残る作品にいっぱい出られたらいいなと思いますし、すごくうれしいです」と述べ、「過去に共演した方とこういう作品で再会できることって、あるようであまりないことなので、また一緒になるのは心強いですし安心しましたよね」と今回の共演を振り返った。

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