具志堅用高、バイト先の客に現金を奪われた過去 初タイトルのファイトマネーは詐欺で全額消失
元プロボクサーでタレントの具志堅用高が8日、BSフジ『ハートフルTV「虫の知らせ」』(日曜深夜0時)に出演。ファイトマネーをだまし取られた過去を明かし、共演者たちを驚かせた。
「俺、悲しくてさ…」と振り返る
元プロボクサーでタレントの具志堅用高が8日、BSフジ『ハートフルTV「虫の知らせ」』(日曜深夜0時)に出演。ファイトマネーをだまし取られた過去を明かし、共演者たちを驚かせた。
現在、バラエティーやクイズ番組で活躍中の具志堅。若者たちからは「面白いおじさん」として親しまれているが、実はWBA世界ライトフライ級王座を13回連続で防衛したレジェンドだ。世界王座のタイトル獲得は21歳で、引退は26歳。当時は「ジムの会長が怖くて。『やれ』って言ったら(試合を)しなくちゃいけなかった」そうで、「休みたい」と思いながらも「3か月に1回、試合をしていた」という。
また、当時は「試合を決めるのはテレビ局」だったとし、今は「選手が決めるんですよ」とも。今年9月に行われた井上尚弥選手とテレンス・ジョン・ドヘニー選手の4団体世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、その井上選手のファイトマネーは「推定9億3000万円」とも言われていることについても触れ、「スポーツ局の1年の予算では足りないんじゃない?」と推察した。
続けて、具志堅は「私の場合は、最初(世界戦)のファイトマネーを獲ったら、そのまま盗られちゃったもんな」と告白。その相手は当時のバイト先であるとんかつ屋さんの「お客さん」だそうで、「俺、悲しくてさ……」とした後、「『貸してくれ』ってきて。うまいこと言われて……」と振り返った。
これにレギュラーメンバーの榊原郁恵が「じゃあ、いわゆる詐欺ですか?」と聞くと、具志堅は「詐欺ですね」と即答。「全額」盗られたことと共に、「チャンピオンになった時は(ファイトマネーは)少ないもん。100万(円)きってた」とも語った。