どぶろっく、『それでも俺は、妻としたい』エンディングテーマ決定「チチクリあいましょう」
俳優の風間俊介、MEGUMIがダブル主演を務める2025年1月11日スタートのテレビ大阪・BSテレ東『それでも俺は、妻としたい』の主要キャスト&楽曲情報が9日、発表された。エンディングテーマに、歌ネタ芸人・どぶろっくの楽曲『ずっとずっと、ありがとう。』に決定したことが分かった。
嶋田鉄太、吉本実憂、近藤芳正、内田慈の出演発表
俳優の風間俊介、MEGUMIがダブル主演を務める2025年1月11日スタートのテレビ大阪・BSテレ東『それでも俺は、妻としたい』の主要キャスト&楽曲情報が9日、発表された。エンディングテーマに、歌ネタ芸人・どぶろっくの楽曲『ずっとずっと、ありがとう。』に決定したことが分かった。
原作は連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)の脚本などを手がけた足立紳の同名小説(新潮文庫刊)で、売れない脚本家の夫とそんなダメ夫を罵倒する妻の夫婦“性”活エンターテイメント小説。主演の風間俊介が売れない脚本家で収入なしのダメ夫・柳田豪太役を、同じく主演のMEGUMIがそんな夫からの誘いを「ヤダ」と拒絶し罵声を浴びせる恐妻・柳田チカ役を演じる。
豪太とチカの息子で、不登校気味な小学生・太郎を演じるのは嶋田鉄太。セックスレスに悩む豪太の相談相手であるママ友・みどり役に吉本実憂。豪太の父親の作郎を演じるのは近藤芳正。豪太の母親で、豪太とチカの夫婦の問題にあれこれ口を挟んでくる佳子役に熊谷真実。そして豪太の従姉妹である公子役に内田慈が決定した。
オープニング主題歌は、なきごと『愛才』。本作のために書き下ろされた楽曲で「言葉遊びを散りばめた歌詞が煮詰まったセックスレス夫婦の豪太とチカ、それぞれの気持ちとリンク。明るいアップテンポなメロディと、ビターな歌詞の絶妙なバランス」と紹介された。
エンディングテーマは、どぶろっく『ずっとずっと、ありがとう。』に決定。豪太とチカの息子・太郎が大ファンで、劇中でも数々の人気曲が使用されているどぶろっく。爽やかなメロディと下品な歌詞に不思議と心が温まる。そんな楽曲が夫婦の究極の愛を描く本作に彩りを添える。
森慎太郎は「愛してる人としたい、という気持ち。言い換えるなら『ちちくり愛』。主人公が妻とちちくり合う日が来るまで、毎週見届けます」。江口直人は「助平心が命を繋ぐ。愛となり、歴史となり、この星の未来を育む。さあ、チチクリあいましょう」とコメントを寄せた。
熊谷真実「まさかオファーをいただけるとは」
以下、コメント全文
○柳田太郎役:嶋田鉄太
「今回の役を演じてみて、太郎という男の子の性格や育った環境、不登校になりがんばって学校に行く姿などに何かひかれるところがありました。メインの夫婦の話しの色々なところにちりばめられている太郎の葛藤(?)にも注目してくれたらうれしいです。色々ありましたが、全てひっくるめていうなら、とても楽しかったです」
○みどり役:吉本実憂
「主人公、豪太のママ友、みどり役を務めさせていただきました吉本実憂です。私の役は、シンプルに言うと豪太の友達。子供同士もよく一緒に遊んでいて、豪太とは、公園で2人で相談や愚痴などを話す仲です。みどりはすごくはっきりしている性格で、自分の感情に一生懸命で人の話を聞かないこともしばしば。口は悪いですが、子供への愛は豊富な女性です! そして今回、足立組に参加できてとても光栄に思います! 足立監督の柔らかい雰囲気が現場全体に広がっていてすごく平和な撮影現場でした。ニコニコしながらモニターを見ている姿を見て、私自身も気持ちがすごく上がって、リラックスして現場に居ることができました。作品全体については、夫婦関係のリアルをドアの隙間から覗いているような作品だと思います。風間さんとMEGUMIさんが夫婦役と聞いた時、こんな夫婦居そうだなぁと思いましたし、お2人の夫婦のシーンは見てないので私も視聴者の皆さんと同じく楽しみにしています! ぜひクスッと笑えるような会話劇を、楽しんでください!」
○柳田佳子役:熊谷真実
「まさかオファーをいただけるとは思っていませんでした。足立監督とは脚本なさった『アンダードッグ』で初めご一緒させていただきました。あまりの面白さに一気読みして喫茶店が暗くなっていたのを覚えています。いつかまたご一緒させていただきたいと思っていました。『アンダードッグ』では還暦デリヘル嬢役でした。そして今回は、主役の風間俊介さん演じる息子 柳田豪太の母役。これがまた強力。息子への愛が止まらないと言うか溺愛?にも程がある母親の役です。聞くと、監督の実話だそうで。風間さんとは2度目の共演だったので自然に愛情が湧きました。MEGUMIさんは以前から素敵だなぁと気になる方でした。嫁姑のバトルシーンではバトルなのに笑いが出ちゃう。監督からOKが出た時は嬉しかったです。まずは足立監督のお母様にみていただきたい。笑喜んでいただけたらこれほど嬉しい事はありません。風間さんとMEGUMIさんの愛あるバトル!? お楽しみください!」
○公子役:内田慈
「小説『それでも俺は、妻としたい』の2019年初版発行時、実は私、雑誌に書評を書かせていただいたんです。以前書いた某官能小説のあとがきを、足立さんが読んでくださったことがキッカケでオファーをいただき。足立さんの書くものが好きで、足立さんの初の長編監督作品『14の夜』に出演が決まった時も大喜びだったけど、今度は新作小説の書評!嬉しすぎて、二つ返事で『やります!』とお返事しました。が、なんと予想だにしない展開に。物語の中の夫・豪太のダメさにムカつきすぎて、まったく冷静に読めない! 妻・チカが怒りのあまり面白い台詞を豪太に浴びせるたびにスカッとしては『よくぞ言ってくれた!』とチカに肩入れしてしまう。なのでもはや書評ではなく、この小説を読んで自身の境遇と重ね合わせ一つの決断をした“ある女”のストーリーにし、一編のオマージュとして寄せさせていただいたのでした(笑)。今回ドラマの中で私が演じたのは、豪太の従姉妹の公子役。豪太のアホさがダダ漏れるシーンのお手伝いをしています(笑)。どうぞお楽しみに」