【光る君へ】松下洸平、まひろを守ったラストに感慨「幸せなことだった」
俳優・松下洸平が8日、宋の見習い医師・周明を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)について、ドラマの公式ホームページで、この日放送された第47回で感じた思いをコメントした。公式ホームページには「君かたり」という企画があり、注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを明かしている。
第47回では周明が異国の賊に襲われまひろを守りながら…
俳優・松下洸平が8日、宋の見習い医師・周明を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)について、ドラマの公式ホームページで、この日放送された第47回で感じた思いをコメントした。公式ホームページには「君かたり」という企画があり、注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを明かしている。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
この日放送された第47回では、前回の放送で20年ぶりに再会していた主人公・まひろ(吉高由里子)と周明が異国の賊に襲われ、まひろを守った周明が最期を迎える様子が描かれた。
まず前回の第46回で描かれた2人の再会から周明の思いを推察して語った。
「当時のこともあるので若干の後ろめたさというか申し訳なさ、ざんげの気持ちもあったので、思わず目を見合わせた時は逃げるような形になってしまいましたけど、でもゆっくり話す時間があったので、そこでお互いの気持ちであったり、もちろん周明もまひろに対して謝罪の念をしっかりと伝えた上で、これからの2人のぞれぞれの人生について語り合うことができたとてもいい時間だったなと思います」
周明の最期を演じた思いも語った。
「今までの周明の人生が不思議なもので走馬灯のように出てきましたね。まひろと最後、ああいう形で別れてしまったんですけど、感じたことのない悲しみというか…。ただ最後までまひろを守って一生を終えられたっていうのは周明にとっては幸せなことだったのかなとも思うし。すごくつらかったけど、でもこれでいいんだという気持ちもあって、今まであまり感じたことのない気持ちを感じました」
まひろを助けた周明の思いにも言及した。
「命の尊さを教えてくれた人なので、自分の命を大切にしてほしいという思いがあるからこそ『逃げろ』だったと思うんですよね。だから『何があっても懸命に生きろよ』という思いを込めてずっと見届けました。去って行くまで。不思議な2人ですよね。周明とまひろって。ずっとこのドラマを通して命のやり取りをし続けるので、そこに恋愛であったりとか特別な感情はもちろんあったかもしれないけど、いろんな人たちと関わるじゃないですか、まひろって。でも周明との関わりって、どこにもない、ある種すごく特別な関係性だったんだろうなと思うし、それを視聴者の方々にも感じ取っていただけるとうれしいなと思います」