【No No Girls】高校進学せずにアルバイト経験 MOMOが歌詞制作で葛藤「強気な歌詞が書けない」
SKY-HIがCEOを務めるBMSG初のガールズグループオーディション『No No Girls』の第10回『Ep.10 / 5th Round -order of hearts-』が、BMSGのYouTubeチャンネルで6日に配信された。今回は5次審査のBチームの様子が放送され、メンバーのMOMOの葛藤が映し出された。また、プロを目指すMOMOの日々の生活も明らかになった。
ダンスのために高校進学せず引っ越し業者でアルバイト
SKY-HIがCEOを務めるBMSG初のガールズグループオーディション『No No Girls』の第10回『Ep.10 / 5th Round -order of hearts-』が、BMSGのYouTubeチャンネルで6日に配信された。今回は5次審査のBチームの様子が放送され、メンバーのMOMOの葛藤が映し出された。また、プロを目指すMOMOの日々の生活も明らかになった。
同オーディションはプロデューサーにラッパーでシンガーのちゃんみなを迎え、「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」というメッセージでスタート。ちゃんみな自身が過去にガールズグループを志すも、見た目や声に対して「No」を突きつけられ、かなわなかった過去を持つ。25年1月11日には、神奈川・Kアリーナ横浜で最終審査『No No Girls THE FINAL』が開催される。
5次審査は疑似プロ審査。14人を7人ずつの2チームに分け、課題曲『Tiger』と、『NG』をリミックスするクリエイティブ曲の計2曲をパフォーマンスする。
BチームのメンバーはKOKOA、KOHARU、JISOO、JEWEL、NAOKO、MAHINA、MOMO。チームの結束が高くメンバーで協力し合いながら、歌詞の振り分けも順調に進んでいく。さらにリミックスする『NG』のオリジナル歌詞をそれぞれが作っていく。MAHINAは「4次審査では私たちの『No』を聴かせたので、次は強い女を見せたい」と語り、KOKOAも「だから次は強気でいくぜ(という気持ち)」と納得。『No』のコンセプトが「強さ」や「自信」に固まっていく。
メンバーが次々と自分の強さをつづったリリックを完成させていく中、MOMOだけがなかなか歌詞が思い浮かばず焦りを見せる。「アイデアはたくさんあるのに、歌詞が浮かばない。みんなは自分のマイナスな部分の“次の段階”にいった。『それ(批判)すら聞かないよ!』みたいな、強い女の歌詞になっている。でも自分はまだそこに進めていないから書けない。その内容に自分は沿っていない気がして……」と葛藤を明かした。
小学生の頃からダンスを学んだMOMOは、現在高校に通わず午前8時から午後5時まで引っ越し業者でアルバイトをしながらダンスに励んでいる。父親から「(プロを目指すなら)高校には行かない方がいい」とアドバイスを受けたという。MOMOも「体力がつくのでこっちの方が自分のためになっている」と、あえて力仕事のアルバイトを選んでいると語った。
MOMOの母親は「ダンスを始めたのは小学校高学年。それまでの印象は、挑戦することを恐れる子。ダンスで大会やコンテストの経験を積む中で、結構キャラが変わったと思います」と振り返った。高校に進学しないアドバイスをした父親は、「高校は別にいつでも行けるし、今やりたいことが明確にあるなら、高校の卒業資格が必要になった時に通い始めればいい」と理由を明かし、「好きじゃないことを頑張るのも大事かもしれないけど、楽しかったら頑張れる。楽しいことを見つけて楽しむのがいいんじゃないかな」と語った。
1人だけ歌詞が思い浮かばないMOMOは、得意のダンスや振付にも集中できなくなってしまう。「もう全然思いつかなくて、どうしようどうしようって。考えれば考えるほど、いろいろな案が出てきて、『これは違うわ』ってなる。考えすぎて浮かばない」と焦りを見せた。なんとか作り上げた歌詞も、「みんなみたいな強気な歌詞が上手く書けなくて、自分だけ結構マイナスな歌詞」と納得がいかない様子。ちゃんみなからも「リリックの意味が分からない」と指摘されてしまう。「MOMOの中では正解があるから分かりやすいけど、初見で聞いた人は分からないかも。自分に言っているのか、他人に言っているのか、区別がつかない」と伝え、歌詞を作り変えることになった。
MOMOはちゃんみなのアドバイスを取り入れながら、試行錯誤しつつ再度歌詞を作り変える。新たに作った歌詞をチェックしたちゃんみなは、「めっちゃナイス! めっちゃいい! わかりやすい」と称賛した。MOMOは「1回歌詞ができたら、歌詞から逃げた感じがしていて。自分でも納得していないくて。でも『Tiger』の練習をしようとか、ちょっとリフレッシュするためにダンスをやろうと、歌詞から逃げていた」と、歌詞に向き合わなかったと告白。「ちゃんみなさんに『分からない』って言ってもらえて、変えてよかった」とホッとした表情を見せた。