モー娘。の“ダンスマシーン”石田亜佑美、32曲を歌って踊って卒業「灯した青い炎は燃え続けます」
アイドルグループ・モーニング娘。’24のサブリーダー・石田亜佑美が6日、神奈川・横浜アリーナで開催された『モーニング娘。’24 コンサートツアー秋 WE CAN DANCE !~Bla Eld~石田亜佑美 FINAL』で、同グループから卒業した。仲間とともに32曲を披露。完全燃焼の2時間半で約13年のアイドル生活に終止符を打った。
13年でアイドル生活に終止符、芸能活動は継続
アイドルグループ・モーニング娘。’24のサブリーダー・石田亜佑美が6日、神奈川・横浜アリーナで開催された『モーニング娘。’24 コンサートツアー秋 WE CAN DANCE !~Bla Eld~石田亜佑美 FINAL』で、同グループから卒業した。仲間とともに32曲を披露。完全燃焼の2時間半で約13年のアイドル生活に終止符を打った。
2011年9月29日、14歳で10期メンバーとしてモーニング娘。入りした石田が、13年の時をへて27歳で卒業の日を迎えた。「ダンスマシーン」の異名通り、1曲目の『勇敢ダンス』、参加ラストシングルの最新曲『最KIYOU』、『恋愛レボリューション21』と元気いっぱいに歌い、踊った。
9曲目『泣いちゃうかも』を終えたMCでは、石田が地元・宮城でレギュラー出演してきた仙台放送『あらあらかしこ』(土曜午前10時25分)で、「背負う」を「背よう」と言い続けたエピソードも披露し、観客を和ませた。
終盤になると、メンバーの一人ひとりが石田への思いを伝えた。「石田さんは私の体育の先生でした」(北川莉央)、「ファンクラブへの加入をお待ちしています」(横山玲奈)、「石田さんとモーニング娘。であることに意味があったので、絶交していいですか」(小田さくら)とオチもつけながらのトーク。石田もリアクションも入れながら対応した後、「ラストツアー、とっても楽しかったです」と実感を込めた。
アンコールに入ると、石田はファンに向けた手紙を読み上げた。
「私が加入した2011年は私の地元宮城を含む東日本に大きく悲しいことがありました。でも、この13年で出会った多くの方、私が見てきた東北は、いつも力強く前を向いていてかっこよかったです」
「卒業と加入がないグループだったら、ずっとこのステージにいたいと思うくらいモーニング娘。が大好きです。だけど、卒業と加入があるグループだから、私はモーニング娘。になれました。これからも魂がつながっていくことを信じて、今日、私はモーニング娘。を卒業します。ここで灯した青い炎は、こうやってずっと燃え続けます」
その後、石田はソロで『私のでっかい花』を披露した。初めてタップを担当した思い入れがある楽曲だ。そして、メンバーカラーのブルーを基調にした青のドレスに衣装チェンジし、13人で『いいことがある記念の瞬間』を歌い、最後は涙を流しながら『青空がいつまでも続くような未来であれ!』を歌い上げた。そして、会場を埋めた約1万2000人のファンに「ありがとう」とつぶやき、笑顔でステージを後にした。
なお、石田は今後も芸能活動を継続。モーニング娘。と同じくアップフロントグループの関連会社に所属する。