KinKi Kidsの堂本光一と、timeleszの佐藤勝利が、4日放送のフジテレビ系音楽特番『2024FNS歌謡祭』に出演。光一は、24年間続けたミュージカル『Endless SHOCK』の終幕について心境を語り、“ロス”を感じていることを明かした。

　番組内で、相葉雅紀から「24年という人生の半分近くを共に過ごした『Endless SHOCK』ついに先日、終幕と。今のお気持ちはどうですか？」と尋ねられた光一は「思ったよりも晴れやかというか、絶賛ロスってはいますけどね」と語り、相葉も「ですよねー」と共感した。

　さらに光一は、終幕したことへの実感はまだないようで「来年、いつも幕が開く頃に湧くかもしれない」と心境を明かした。

　その後、『Endless SHOCK』2024カンパニーは、帝国劇場でFNS歌謡祭のために撮影したスペシャルパフォーマンス『Dancing On Broadway』『MUGEN（夢幻）』を披露。自分のパフォーマンスを見ることに光一は「すっげぇ、嫌だけど」と眉をひそめ、「ここでも踊っとく？」とスタジオで冗談を交える場面も。しかし、その言葉通り、佐藤と共に映像とシンクロするようにワイプでペアダンスを再現する場面もあった。

　光一はインスタグラムのストーリーズで、『Endless SHOCK』カンパニーの集合ショットとともに「FNS歌謡祭　俯瞰でSHOCKカンパニーを見て　皆めちゃ輝いててまじ嬉しい！！　オーナーの威厳も　リカの煌びやかさも最高　タツヤの笑顔最高すぎてヤベェ　皆最高すぎる　自分は反省だらけだが、、、もうやらん、、、」とつづった。

　SNSでは『Endless SHOCK』関連の投稿が次々と上がり、「SHOCKの余韻から抜け出せん」「SHOCKカンパニー最高」「この姿を二度と見ることが出来ないんだ…って思ったら泣きそうになる」「FNSの影響で『SHOCK見に行けばよかった』というポストをちょくちょく見かける」「朝からFNSリピート！」という声が上がっている。

『SHOCK』シリーズは、「Show Must Go On！」というテーマを掲げ、エンターテイナーのコウイチとそのカンパニーが運命を駆け抜ける姿を描いたオリジナル・ミュージカル。2000年11月の初演で、当時21歳の堂本光一が帝国劇場で初出演・初主演を果たした。その後、23年半にわたり上演を続け、光一は代役なしの単独主演記録で歴代1位を達成。さらに、劇中の名物シーン「階段落ち」の累計の高さは9307メートルに達し、エベレスト（8848メートル）を超える驚異的な記録を残した。シリーズは2024年11月29日の大千穐楽公演をもって、幕を下ろした。