お笑いコンビ・相席スタートの山添寛が4日、テレビ東京『あちこちオードリー』（水曜午後11時6分）に出演し、Xを辞めた理由を明かした。

　山添は「2か月ちょい」前、番組の企画でXのアカウントを削除。かねてより辞めたかったものの、「急にパタッと辞めたら『こいつ、これから不祥事なんか出るんちゃうか』って憶測立てられたらムカつく」「わざわざ『X辞めます』って言うの恥ずかしい」と考えていたところ、番組からのオファーがあり、「ぜひお願いします」と二つ返事でOKしたという。

　Xを辞めた理由については、「最初、Xって少数派の、狭いコミュニティーの中でみんながぼそぼそ自分の意見を言ってるのが、ぼやいてるのを見るのが面白いと思ってた」とし、「それが、地位が上がってきて。なんか影響力を持ち始めて、自己顕示欲が強い人が出てきて、どれ見ても面白く感じなくなってきた」と説明。MCのオードリー・若林正恭らが「なるほど」とうなずくと、山添は「女の子との出会いもないし……」「いい思いしたけどね」「もっと多いと思ってたし、もっと増えていくもんだと思ってた」とも付け加えた。

“クズ芸人”としても露出の多い山添は自身への批判にも「なんとも思わない」そうで、「なんやったら、俺に対するコメントも、俺に対して言いたいんじゃなくて、『俺に対して言ってるコメントを他の人見て』に見えてきた」と核心を突く発言。再び周囲を納得させると、山添は「もう僕これから、なんの不祥事を起こしても、アンチどもが俺に声をかけても届かない。何でもできる」と勝ち誇り、若林から「何でもはできなよ！」と突っ込まれる一幕もあった。