エルトン・ジョン、30年前の断酒は「奇跡」 関係者に感謝「今は100%断てている」
「30年前に飲酒を止める助けを求めていなかったら、私は死んでいたと思います」
断酒してから今年で30年目「人生から脱線する前に止められたのは奇跡」
「30年前に飲酒を止める助けを求めていなかったら、私は死んでいたと思います」
断酒してから今年で30年目を迎えたエルトン・ジョン。自身のツイッターで断酒に協力してくれた関係者に感謝の言葉を述べた。
「ここまでこられたのも、私を鼓舞し、支えてくれた人たちがいたからであって、心から謝意を表したいと思います」
30年前、エルトン・ジョンは連日浴びるように飲酒をし、コカイン等の薬物も常用していたことを認めている。当時、多くの人から飲みすぎと薬物服用について指摘されたが、すぐには止められなかった。だが専門家の助けを得て難を逃れた。
「人生から脱線する前に止められたのは奇跡だと思う」
酒と薬物に溺れるようになった理由を本人は、父親から拒否され続けたからであると述懐している。欧米文化では一般的である父親からの抱擁や「愛している」という言葉をかけられた経験が一度もないばかりか、父親はエルトンのコンサートを一度も観に行ったことがなかった。
そうした過去もあり、同性愛パートナーのデイビッド・ファーニッシュさんと結婚した後、代理出産でもうけた2人の子どもたちには毎日、愛情を伝えているという。
「以前は大酒を飲み、薬物を服用しながらレコーディングを行うことがありました。でも今は100%絶てています」