歌舞伎俳優の片岡愛之助が2日、アメーバオフィシャルブログを更新。「八月花形歌舞伎」初日を終え、「涙が出そうになりました」「感謝の気持ちいっぱい」と心境を明かした。

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　156日ぶりに公演再開した東京・歌舞伎座で、1日から「八月花形歌舞伎」(26日まで)が幕を開けた。公演後、「お客様に感謝です」と題してブログを更新した愛之助。「日々コロナの新規感染者数が増える中の初日でしたので、色んな思いは有りましたが、客席は人数制限で半分ですし、このコロナの中来てくださるかが心配でしたが、幕が開くと満員のお客様、そしてお客様は半分でも満員の拍手の三倍はあったと思います」「連獅子で舞台に出て、中央に座っても拍手が鳴り止まず、涙が出そうになりました」と振り返った。

　さらに、「お客様は待ってて下さったんだなぁと、感謝の気持ちいっぱいで勤めさせて頂きました」とつづり、「舞台からもお客様が泣いてらっしゃっるのが見え、舞台上では長唄鳴り物連中の皆様が、マスクを着け、新しい形の歴史的瞬間だと感じました」(原文ママ)とコメントした。

　最後は、「先ずは千穐楽まで全員無事に勤める事が、来月九月の歌舞伎座に繋がる事なので、無事勤め上げたいと思ってます」といい、「歌舞伎座は完全な感染症対策を取ってますので、安心していらして下さいませ。お待ち致しておりまする」と呼びかけ、「ほな、行って来まぁす!!!!!!」とブログを締めくくった。

　この投稿にファンからは、「テレビで見ても、良かったなと涙が出ました」「千穐楽まで恙なく無事で終えることを祈っております」「皆様方のご努力に感謝しております」「無事初日終えられておめでとうございます」「こちらまで感動しております」などの声が寄せられている。

　また、愛之助は、堺雅人主演のTBS系日曜劇場「半沢直樹」(毎週日曜午後9時～)で、半沢の前に立ちはだかる金融庁検査局主任検査官の黒崎駿一役を熱演している。プライドが高く高圧的な性格で、気に入らない相手を独特の口調で徹底的に追い詰める……といった役どころだ。2日放送の第3話に登場した。