【RIZIN】堀口恭司、大みそかタイトル戦の相手「正直知らなかった」も…油断なし「何も言わずに倒すのが王者」
格闘技イベント「RIZIN」は5日、都内で記者会見を行い、『RIZIN DECADE』(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)の追加カードを発表。RIZINフライ級王者・堀口恭司(34=アメリカントップチーム)にエンカジムーロ・ズールー(35=南アフリカ)が挑戦するタイトルマッチが新たにラインナップされた。
ダゲスタンの“新星”ガジャマトフも対戦相手の候補だった
格闘技イベント「RIZIN」は5日、都内で記者会見を行い、『RIZIN DECADE』(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)の追加カードを発表。RIZINフライ級王者・堀口恭司(34=アメリカントップチーム)にエンカジムーロ・ズールー(35=南アフリカ)が挑戦するタイトルマッチが新たにラインナップされた。
堀口恭司のタイトル防衛戦がついに正式発表された。対戦相手はRIZIN2戦目となる南アフリカ出身のズールーだ。
この日はリモートで参加した堀口。「しっかりと試合が決まったんで面白い試合をします。まじでぶっ飛ばします」と意気込みをあらわにした。
ズールーについては、「名前は知らなかったですよ。正直言って」としたが、「映像を見たらすごく良い選手だと思って、すぐ対策を立てましたね」と評価した。「相手は打撃が得意。どんな選手にも強い部分はあるので、そこを何も言わさずに倒すのが王者。しっかり倒したいですね」と王者のプライドを見せた。
“キングシャカ”ことズールーは、南アフリカの格闘技団体「EFC」のバンタム級とフライ級の2階級制覇を果たした実力者。今年9月に「RIZIN」デビューを果たすと、新井丈に1R・TKO勝ちを決めた。
会見後の囲み取材で榊原信行CEOは、「ガジャマトフにしようかズールーにしようかその辺りだった。フライ級の中で力があって、底が見えないような外国人と堀口恭司がやったらどうなるのか。圧倒的に堀口が強いのか見ることができると思う」と11月の「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」で1R・KOデビューしたダゲスタン共和国出身の23歳の名前も挙げつつ、「(ズールーは)名前としては弱いが、試合としては跳ねると思う」と期待を寄せていた。